いつもご利用ありがとうございます！
バランガンの沙月です。
ひっさびさに恋愛小説を読みました！
忙しさや仕事にかける時間は変わらないのに、
年々本が読めなくなるのはなぜなんでしょう…？
まさにこれ。
その話は置いといて。。
本題はこちらです。
「汝、星のごとく」凪良 ゆう
夜中に読み始めたら止まらず、寝ずに読みきりました。
10代で出会い、一度は愛を誓った男女が、20代、30代と
就職や転居をへて、それぞれの環境で成長していく物語。
男女それぞれの視点で描かれるのですが、
たとえば、いったん疎遠になった状況で、
突然、男性からメッセージで連絡が来る。
それがとても簡潔で横柄。
女性が返事をしないでいると、さらにたたみかけてくるけれど
それがまた自分勝手で、読んでいても腹が立つ。
でも、男性目線でみれば、仕事に追われ、
矢継ぎ早に来るメール対応に追われ、
その合間を縫ってでも、ただ会いたかっただけ。
言葉足らずは感じていて、補おうと文面を考えているうち、
仕事の急な事態にかかりきりになり、
伝えたかった気持ちは置いてけぼりに。。
言い訳をするほど、女性は不信感をもつ…
こんな場面は、
ああ、あるね、あるある……
実感しかありません。
日々のご相談の中でも、
連絡のおなやみはとても多いもの。
でもお相手だって、意図して意地悪しているわけもなく
誤解や取り違え、悪い想像などなどが
よけいに溝を深めてしまうのです。
違う環境で生きていきた、違う人間ですから
そもそもが伝え合わないとわからない。
そうはいっても、親しくなると、恋をすると
誰より自分をわかってほしい、わかってくれるはず、
好きならば、愛するならばと思いますよね。
そして何より、上記の場面では
男女の考え、行動パターンの違いも浮き彫りになっています。
男女の違いを知ること、
それは、どんなに男女同権、ジェンダーフリーの世になっても
恋愛の基本として大切です。
恋愛のハウツーやテクニックといったことも
知っておいて損はないと思います。
お相手の不可解な行動に悩んだとき、
それが男性ならではのものなのか？
その方特有の性質なのか？
それが単に前者であり、
女性側に理解できないだけ、 放置しとけば大丈夫、
といったことも多いように感じます。
そこは、わかれば早いので
その上で、そのお相手がどう思っているか、どうしてそんな行動をとるのか、鑑定で探っていけると
自分とお相手の目指す方向性にブレがなくなります。
今はSNSやYoutubeでそういった知識も得られますが断片的ですから、
本を読んで学ぶのもよいと思います。
それにしてもこの小説、
すれ違いの心理がリアルで、
男性（女性）がどういう状況で何を考えているか、
勉強になるなあと思ったのでご紹介しました。
そして何より、読みながら浮かんでくるのは
自分の愛する人。
自分自身がこんな気持ちを誰に重ね合わせるのか、
それが本当に心に思う人を気づかせてくれる気がしました。
恋するみなさまに、おススメです
ご覧いただき、ありがとうございます！
またお会いしましょう！