慣れって恐いなぁ、と漠然と思った
突然生徒会の三人が辞めたと聞かされた
『四人で頑張って行きましょう』
そう先輩に言われた瞬間
僕の頭はこれからすべきことを恐ろしい程冷静に考えて
そして気付けば笑って『はい』と言っていた
周りがかなり怒っているのが不思議だと言うのが正直な感想
言ってしまえばこれは僕にとって日常茶飯事だから
悲しみとか怒りとか
全く感じないと言えば嘘になるがあまり感じていない
空気を読んで先輩に相槌を打ったけどさ
そこまで顔真っ赤にさせて怒ることですかね?
早く生徒会室戻って空ページとやらを埋めません?
とかずっと思ってた
だってさ
まだいい方だよ?
三人で固まっていようがきちんと話は通そうって言う誠意があるんだから
でも辞表を馬鹿笑いしながら書く神経は少し疑ったね
まぁ僕の体験談を基準にすることはこっちでは間違ってるから
あまり口には出さなかったけども…
所詮僕は誰かの代役でしかないんだよね
いい加減慣れたよ、もう
さーて
明日は病院のはしごしてからお仕事だー
学校では三人分を四人で分けて
あっちでは十五人分を一人で背負う
んふふ
『目が黒いよ』
君は本当に僕の傷をえぐりたがるね
無意識なんだろうけど
『僕なら出来る 僕だから出来る』