辛い現実 | きょうも日々猫まみれ

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愛猫ガブリエラーの女の子「大和」との生活。その他。

目をそむけられない現実が有りました。


それぞれいろいろ考えが有り、どれも間違えてない事だと思いますが、かなりこたえてしまって。

この記事も書いては消し、公開も迷いましたが、ネットで調べたりすると、少なくない確率で起こる出来事の様です。


経緯を記しておきます。


メス猫さん、TNR予定で不妊手術をしましたが、お腹に5匹赤ちゃんがいました。

メス猫さんも手術中に逝ってしまいました。



おはぎちゃんが居ない朝早い時間に、2日置き位に現れるようになった子。

おはぎちゃんの食べ残しを食べに来てる様子。

小柄だし、顔もちっちゃいし、女の子かな?なんて思いまして。

(オス猫の場合、おはぎが黙っちゃいない。)

父ちゃんに聞いたら、「昼間に来た時に餌あげたら、くれただけ食うし、腹でかくねぇかなぁ?」

、、、、、。
何年振りかに、捕獲機登場。
まだ飢えてる状態なら、捕獲機にかかるかも!
というわけで、早速捕獲。

大和も行っている動物病院に相談しましたが、ここのドクターはワンオペで、この時期は狂犬病の予報接種も有って、予約無しでは診られない。との事で、友達に相談。
友達のかかりつけの病院で手術してもらう事に。
友達が預かってくれて、不妊手術して、うちに戻してもらう事になりました。

唸ったりはしない大人しい子。
シャーはされたけど。
捕獲して、近くで見たら、綺麗な小麦色の子で、美人さん。
名前は「ムギちゃん」にしました。

友達からの連絡で、ちょっと風邪ひいてるかもしれない。鼻水が出てるのよ。との事で、病院に連れて行ってくれました。
エコーで見たらやっぱり妊娠してると。

捕獲した時に話し合っていて、辛い事だけど、妊娠していた場合、堕胎有りの不妊手術としていました。
ムギちゃんはリターン予定で。

うちでは保護出来ない。
簡単に里親さんは見つからない。
猫1頭生涯飼育には、200万円はかかるとされています。健康な子でもです。病気がちな子なら、もっとかかります。
お金では無いですが、途中で放り出す様な事はあってはなりません。

もちろんひとつの命ですから、思うことは有りますし、辛い選択です。

ちょっと風邪ひいてるけど、手術後に抗生物質打つから、大丈
夫。ワクチンも1度打うてば、打たないよりは良いですから。との事。

もし臨月で手術は母体が危険。となれば、産ませてから手術、仔猫達は離乳後に里親さんを。と決めて、腹くくるしかねぇわな。と話し合っていました。
とにかくムギちゃんの体を最優先にと。

翌日、堕胎有りの不妊手術となり、手術が始まった頃かな?時間的に。と気になっていたところ、友達から電話が。

「今、病院から電話で、ムギちゃんの呼吸が止まっちゃったって。蘇生処置してくれてるんだけど。」
「、、、。楽にしてあげて欲しい。十分頑張ったよ、ムギちゃん。」

ごめんね、ムギちゃん。
堕胎手術なんかしなければ、ムギちゃんは死なずに済んだのかも。
仔猫達の命だって、私が決めていいものじゃなかったんだから、これは私への罰なんだと。
涙が止まらなかった。

呼吸器系に疾患が有ったのか?麻酔に耐えられなかったようです。

仔猫は5匹だったそうで、ムギちゃんと一緒に連れて帰って来てくれました。
同じ場所に眠っています。


私の勝手な罪滅ぼしだけど、

皆に名前を付けて、花言葉と一緒に、送りました。

・さくら「精神美」「純潔」 
 ・ウメ「上品」「高潔」
 ・モモ「チャーミング」「私はあなたのとりこ」 
 ・フジ「歓迎」「優しさ」「決して離れない」
 ・なばな(菜の花)「小さな幸せ」「元気いっぱい」 

 ムギ 「希望」

友達のところで数日、たくさん食べて、少し慣れてくれて、夜鳴きもしない凄く良い子。
トイレ出来たよ!うん○もしたよ。と沢山様子を知らせて貰って。
里親さん探せるよ!この子なら。
なんて、素敵な未来をえがいていたのに。

ごめんね。では送りたく無いけど、でもごめんね。

そして、ムギちゃん、私のところに来てくれてありがとう。
今度は、健康な体で生まれ変わって、幸せに産まれて来てくれるように、ごめんねでは縛らずに、ありがとうで送りたいです。
ムギちゃん達の魂は開放されたでしょうか。

日がたっても悲しい。辛い。
でも、友達が一緒に泣いてくれて、事情を知った友達達も、心配して連絡くれて、私はなんて幸せ者なんだろうな。
友達達にもありがとう。

批判意見も有ると思います。
私は心が折れそうなので、コメント欄を閉じさせて下さい。
意気地なしです。