焙煎した珈琲豆は

腐ったりするのでしょうか??

 

 

 

珈琲は食品に相当しますので

賞味期限があります。

 

これは店によって様々で

1年ほど取っている店もあれば

味が明らかに劣化し始めてくる

2週間程度の店もあるようです。

 

同じ珈琲で2週間と1年とは

また極端ですよね。

 

 

肉や魚といった食品では

考えられない事ですが

 

どうしてこんなに差が出来るのでしょうか!?

 

 

 

 

珈琲豆の場合は

 

腐る、つまり「腐敗」するのではなく

酸化する、つまり「酸敗」するのです。

 

酸敗とは、不快な匂いとともにすっぱくなる

現象です。

 

 

腐敗していると食す事が出来ない状態ですが

酸敗は、不快な感覚は伴いますが

ただちに人体に影響がある訳ではありません。

 

どこかで聞いた事があるフレーズですね。

 

 

腐敗したものを食べたりすると、

いわゆる食中毒といった症状に襲われる

事もありますが

 

酸敗の場合は、匂いやすっぱいなど

不快な感覚があって、

お腹を下したりという事はあっても

食中毒のような

深刻な状態にはならないんですね。

 

 

 

詳しくは他にもあると思いますが

ざっくり書くとこういう事です。

 

 

 

 

 

冒頭の賞味期限の話に戻りますと

酸敗はしますが

腐敗して人体に深刻な影響を与える事は

ありませんので

 

 

極端な言い方をすると

賞味期限も好きに決める事が出来ます。

 

1年という長期間で設定している場合は

長期保存出来る包材などで

パッケージしてあるとは思いますが。

 

 

 

だから珈琲の場合は

数週間から1年といった

 

店によってバラバラの

賞味期限になるのですね。

 

 

 

 

当店は、

冷凍保存で3ヶ月

で設定しています。