こんにちは。

「家族」と「葬送」をテーマに

書いております、ライターの橘さつきです。

 

 

大好きな沖縄のことをもっと

知りたいと思っています。

 

沖縄には独特の死後の世界観があり、

本州とは葬送文化も異なります。

 

興味をもって調べてみましたが、

地域差が大きく、

また変わりゆく時代の変化を

付け焼刃のにわか勉強で、

お伝えするわけにはいきませんので、

是非、ご興味のある方は

調べてみてくださいね!

 

沖縄は離婚率が国内第一位。

離婚も多いけど、再婚も実に多い。

未婚の母親にないする偏見も少なく。

相互扶助でなんとかする

おおらかな風土だといいます。

 

沖縄の独特な葬送のしきたりは

驚くことも多いのですが、

とってもいいなと思ったことが

ありました!

 

 

 

両親はだいぶ前に離婚をして

何年も会っていない父親が他界した時に、

父親は再婚して、新しい家庭を築き、

異父きょうだいもいたのですが、

葬儀に呼ばれてお見送りをしたとのこと。

 

血脈を大事にする社会なので、

その後の供養も当然のように

前妻の子も招かれるそうです

 

 

沖縄のお墓詣りでは

親族が集まってピクニックをして

故人を偲びます。

亡き人がさびしくないように。

 

でも父親の再婚した先の家族と

一緒に弔うのは

複雑な心境と想像します。

 

居心地は悪くなかったのか?

と聞いてみると、

沖縄ではそれは当たり前のことだからと。

家族も前妻の子も共に弔うのを

当然と受容しているというのです。

 

父系社会で門中を大切に考える沖縄では

お墓も門中墓。

門中(ムンチュー)とは始祖を同じくする父系の

血縁集団のことです。

 

離婚した母の供養の場合も同じでしょうか?

ご存じのかた、是非教えてください。
 

 

 

三組に一組が離婚するという現代。

これから先はもっとかもしれない。

 

離婚した親の死を知らされない人も

多くいるのではないでしょうか?

再婚後の家族だけの家族葬で

すませて、

前の配偶者の子への連絡は

すべて葬儀を終えてからで、

相続手続きで初めてという

家庭も少なくないのでは?

 

葬儀には呼んでも、

法要には声もかからない

知らされない子も多くいるかと、

思います。

 

沖縄の話を聞いて、

いろいろと複雑な思いはあっても、

人生のすべてを受け入れて、

最期の旅立ちにも立ち会うことって、

大切にしたいなと、思いました。

 

これからの時代には、

とっても大事になってくることだと、

思います。

 

「ちむどんどん」でコレを

取り上げて欲しかった!

ずっと深いドラマになったのに、残念。

 

 

拙著が全国の書店で販売中です。

是非、読んでみてください!

 

『絶縁家族 終焉のとき

  ― 試される「家族」の絆』

            さくら舎

 

絶縁家族 終焉のとき ―試される「家族」の絆 | 橘さつき |本 | 通販 | Amazon