こんにちは。

「家族」と「葬送」をテーマに

書いております、ライターの橘さつきです。

 

みなさん、お久しぶりです。

お元気でしたか?

 

私はずっと元気ではいましたが、

なんだかメチャクチャ忙しくて。

 

あと、安部元総理の襲撃事件から

「家族」の問題、

「先祖供養とは何か?」について

ずーっと考えていました。

 

統一教会がいま起きている不幸なことは

先祖供養が足りないからと

「先祖解怨」を理由にした

霊感商法で献金を誘導してきました。

 

でもね、なにも統一教会だけでなく

多くの人が「先祖供養」をしないと

不幸になる。「子孫繁栄」がないと、

刷り込まれてきたなと。

献金を強いることをしなくても、

そうした脅しのような教育が

美徳として伝えられてきたなと、

考えてきました。

 

このことは、またこんど改めて。

 

今日は崩御されたエリザベス女王を偲ぶ

駐日イギリス大使館で行われた

記帳に行かれた方から聞いたお話を

お伝えしましょう。

 

残念ながら、私が行かせていただいた

わけではありません。

聞いたお話です。

 

イギリス大使館の行事に招かれていた方に、

エリザベス女王崩御に際し、

記帳のご案内が送られました。

 

事前登録をして、

9月12日にイギリス大使館を訪ねると、

大使館の前には一般の方からの献花が

たくさん届けられていました。

 

 

午後からは一般の人向けの

記帳台が大使館の外に設けられたようですが、

 

ご案内をもらった方は

大使館の中での記帳となります。

 

受付で本人確認がされ、

マンツーマンでエスコートされて

記帳台まで案内されます。

 

記帳台は3列。

下の写真のような、3つ表情の異なるエリザベス女王の写真が

飾られ、その前で記帳をします。

 

 

 

この写真は記帳台の写真ではありませんが、

同じような写真とお花が飾られていました。

 

さすがに記帳台の写真を撮るのは憚れたそう。

わかりますよね~。

 

この写真は帰りに出口付近で

許可を得て、記念に写真を撮らせてもらった

そうです。

快く撮らせてくださるのも寛容でいいですね!

 

70年間も即位したエリザベス女王を偲ぶのに、

実にシンプル!

でも、ここにイギリス文化の伝統と気品を

感じませんか?

 

大使館の方もブラックフォーマルスーツでは

なく、地味めなスーツという日常の装い。

 

さりげなく、静かに

エリザベス女王の崩御を悼み、

感謝を申し上げる

こんな素敵な舞台を用意された

イギリス大使館の方々。

 

ごく当たり前のこととしての弔いの仕方

なのでしょうね。

 

日本だったら、どうでしょうか?

巨大な遺影と仰々しいお花は

必要でしょうか?

 

安部元総理の国葬が強引に

行われる日が近づいてきました。

 

「弔う」ことを、もう一度考え直してみたい

と思う出来事でした。

 

エリザベス女王の崩御から

大切なことを

教えていただいたように思います。

 

 

 

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