連休明けにショッキングな知らせを聞きました。

もう5年くらい会っていませんでしたが、

知人の娘さんが自死されたというのです。

 

 

コロナ禍で自死する人が増えているとは

知っていましたが、

知り合いでは初めてのことでした。

 

友人というほど親しくもない方ですが、

年が近い娘を持つ親同士。

 

たぶん同じ年に社会人として

スタートしたのだと思います。

 

娘は卒業式も入社式もありませんでした。

新入社員がいきなりオンラインで

仕事を覚えていくのは大変なこと。

 

 

彼女の娘さんは真面目で、

何でも頑張るタイプのよう。

それがかえって仇になったのか?

 

亡くなる前まで、真面目に働いていたそう。

仕事が大変だとは言っていたけど。

 

子どもたちが社会人になって、

親のつとめは終わったと思ったのでしょう。

彼女は離婚して、新しい人生を

踏み出したばかりでした。

 

そんな時に娘が自ら命を絶った……。

 

なぜ娘の異変に気づけなかったのか?

救ってやれなかったことを

悔いて、自分を責めているでしょう。

娘さんとはとっても仲がよかったそう。

 

それでも、母にSOSをださなかった。

 

子どもが反抗期の時は、

闘いながらも、まだ何か響くと

感じることもありました。

 

しかし、社会人になったら、

もう親の出る幕はないも同然。

頼りは良い友や人生の先輩たち。

 

我が子が自ら命を絶つほど、

親の無力さに打ちのめされることは

ないでしょう。

 

辛かったら、会社を辞めてもいい。

引きこもりになってもいい。

だから、大切な命を無駄にしないで。

 

お願いだから、生きてほしいと

思います。

 

親には弱音をはけないのなら、

誰かに頼って、踏みとどまってほしい。

 

もし、今日死にたいと思ったら、

明日まで生きてみてください。

一日長く生きた分、

 

あなたは必ず強くなっているはずだから。

 

 

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