ライターとしては致命傷なので

あまり言いたくなかったのですが、

実は私、もう10年間も

目の痛みに悩んで、眼科にかかって

きました。

 

 

昔からタフに見えるそうで、

誰も身体の心配をしてくれませんが、

実は私の弱点は眼。

 

白内障と緑内障と言われて、

名医と言われる眼科医に

かかってきました。

漢方薬の内服薬と点眼薬を

処方されてきましたが、

なかなか良くはなりませんでした。

 

目が猛烈にかゆくなり、

点眼薬が合わないためとわかり、

昨年から、眼圧を下げる薬を

内服薬に変えて、点眼薬も減らしました。

かゆみは止まったけど、

目の痛みは変わらず残ったまま。

 

 

 

 

その眼科医が突然、病に倒れてたため、

そろそろ手術を覚悟で

大学病院で診てもらったのです。

 

10年もかかってきたのに、

カルテも出してもらえませでした。

病気だもの、仕方がない……。

 

眼科とは一生のお付き合いになる覚悟で

他の科とカルテが共有できる

総合病院が良いと思ったのです。

 

大学病院で緑内障の専門医に

診てもらうと

 

「今日から薬をすべてやめてください。

1週間後に視野検査と診察をしましょう」

 

 

薬をやめたその日は、

もう地獄のようでした。

眼は真っ赤に充血し、痛みもひどく

「ヤクをくれ~!」

まるで、麻薬患者の禁断症状。

 

1週間も薬なしでなんて、堪えられない!

 

それが一晩たつと、ウソのように

楽になりました。

そして日に日に、身体が楽になっていくのです。

 

そして1週間後の診察の日、

医師に言われました。

「薬は必要ないです!

あなたは緑内障ではありません。

白内障も手術の段階ではなく、

点眼薬もいりません」

 

ナント、白内障と緑内障の

進行をおさえる薬の影響で

眼が痛かったのだとわかりました。

 

前の眼科医には

薬の減りが悪いと、よく叱られたものです。

 

映画「ドライブ・マイ・カー」でも

眼科医が緑内障の西島秀俊に

「点眼薬だと甘くみて、さしていないと、

だんだん視野が狭くなり、失明しますよ」

という台詞があり、

 

肝に命じて、せっせと真面目に

薬を飲み、点眼薬をしてきた私。

 

 

薬をやめて、半月がたちました。

 

まるで毒だしをしているように、

身体が楽になっていくのが

わかります。

 

実はとっても目が疲れやすく、

仕事の合間に目を閉じて

休めてきたのです。

 

瞼を重く感じるようになり、

眼瞼下垂を心配しましたが、

それも薬の副作用で

違うと言われて一安心。

 

目の手術は怖いもの……。

 

点眼薬のせいでドライアイが

酷くなるらしい。

何たることか!

 

 

いつか失明してしまうのかと、

怯えながら……。

 

人には言えずに

目の痛みをたたかってきたのですが、

 

もーひとつも目が痛くない!!!

 

本もいっぱい読めるし、

いっぱい書けるぞ!

 

眼が疲れなくなりました!

スッキリ!

 

 

名医とは病気になる前に気づき

薬を処方する医師ではなく、

病状に合わせた治療をする医師のこと

だと、わかりました。

 

本当に目からウロコのおはなしです。

目薬にはご用心!

 

次回の診察は半年後です。♬

 

 

 

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