自宅で一人倒れているのを発見されて、

救急搬送された友人。

今も意識不明の状態が続いています。

 

 

 

家族とは絶縁して、独身の彼女。

 

拙著に彼女のことは書いていませんが、

家族に苦しんできたこれまでの人生でした。

 

もし、万が一自分に何が起きても

自分の遺産が家族にいかないように

きちんと手続きを踏んでおく。

 

そんな話を聞いたのは、

もう何年も前のこと。

 

 

彼女が遺言をだれかに託していないか?

終活の手続きをしていなかったのか?

伝えるべき親しい人は誰なのか?

 

しかし、友人という立場では

何もしてあげられることは

ありませんでした。

 

手分けをして心当たりのある弁護士に

尋ねても何もわからず、

誰にも何も伝えていなかった彼女。

 

 

警察が家族を探して連絡をとったようです。

そして家族が面会をしました。

 

長年絶縁していて、

一番会いたくないのは家族なのかもしれない……。

こんなかたちでの再会を考えてもいなかった

ことでしょう。

 

 

警察が彼女の所持品、

部屋の鍵や財布などを家族に渡したそうです。

 

彼女の病状も家族でないと、

個人情報で教えてもらうことは

できません。

 

手術後、まだ意識が戻らない彼女ですが、

命の危険だけはなさそうです。

後遺症は意識が戻って、しばらくしないと

わからないらしいです。

 

今後の家族と彼女の関係は

どうなっていくのだろうと、

何もできないままに、

ただ祈るばかり……。

 

 

 

 

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是非、読んでみてください!

 

『絶縁家族 終焉のとき

  ― 試される「家族」の絆』

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