こんにちは。

ライターの橘さつきです。

「家族と葬送」をテーマに書いています。

はじめましての方はコチラ

 

初めての拙著

『絶縁家族 終焉のとき

    ― 試される「家族」の絆』

(12月9日にさくら舎より刊行)

の感想を有難いことに

いろいろな方からいただいております。

 

手前味噌になりますが、

誰もがタブーとして触れなかったこと、

書かなかったことを

本にしました。

 

同じように苦しんでいる人のために。

 

 

 

 

 

この本のために取材を

ずっと重ねてまいりましたが、

自分の家族のことを書くことも、

故人を責めることはしないという

盤石な社会通念とは反対の意見を

書くことに躊躇いがありました。

かなりの勇気が必要でした。

 

母のことは母が不帰の人になって

から書こうと心に決めていました。

 

それでも、

「そんな親のことなんか、

書いちゃいけない。

そんな本なんか、誰も読みたくないよ」

と人に言われました。

 

そんな私の背中を押してくれたのは、

まさに

「明日の命は誰にもわからない」

世界を震撼させた

新型コロナウィルスだったのです。

 

 

私はこれを書かずには

死ねないと思いました。

 

今にして思えば、

伝えるべきことに比べたら、

なんと、躊躇っていた私は

自己保身でちっぽけなことだったかと。

 

 

世間では毒親本がたくさんでています。

そうしたお話はありましたが、

いわゆる「毒親」の本には

したくなかったのです。

 

「毒親」の本が意味がないとは

思っていません。

昔からあった親による子の虐待、

性虐待について、やっと声をあげられる

ようになったのです。

 

 

でも、そんな親を責めても

幸せにはなれない。

 

多くの家族を取材してきましたが、

崩壊した家族が和解できることは

難しいと感じます。

 

世間が期待するような

「家族神話で終わる永別」は

きっと無理なことでしょう。

 

それを願えば、さらに傷ついてしまう。

 

ならば、どんな別れをしたらよいのか?

読者と一緒に考えたいと思って

この本を書きました。

 

私は葬祭業者ではありません。

どの葬送の本にも

書いていないことを書くのは

かなり勇気が必要でした。

 

でも「死」は誰にも訪れること。

一人の人間として、葬送の在り方を

見つめて書いています。

 

決まった答えはありません。

悩める家族との永別に

どう対峙するかは、あなたが自分で

答えを決めてください。

 

偽善でも復讐でもなく、

あなたが幸せに生きるために。

 

「我が家だけは大丈夫」と思っている人

もいますが、

家族はまさかのことで綻び

あっという間に崩壊してしまう。

 

あなたの家族はこのままで、

大丈夫?

 

悩める家族を取材した、

ノンフィクションが本になりました!

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絶縁家族 終焉のとき ―試される「家族」の絆 | 橘さつき |本 | 通販 | Amazon

 

 

ぜひ、お正月休みに読んでみてください!

 

『絶縁家族 終焉のとき

  ― 試される家族の絆』