こんにちは。

ライターの橘さつきです。

「家族と葬送」をテーマに書いています。

はじめましての方はコチラ

 

家族関係に苦しみ、

家族と絶縁している多くの人に

お会いしました。

 

 

実の親との関係に悩み苦しみ、

生きづらさを抱えている人が

驚くほど多くいます。

 

私、個人としては理解できるし、

共感も覚えながら、

 

親としては辛いことです。

一生懸命子育てをしてきた親の存在が

子どもを苦しめているなんて?!

こんな悲しいことはありません。

 

子が親を毒親と非難すれば、

親は自分の子育てを正当化して

反撃する。

 

互いに相手の責任を追及する。

そんな家族を多く見てきました。

 

 

長いこと断絶した、

そんな親子に

和解の日は来るのか?

 

 

世間は簡単に

子が親を認め許すことを求める。

 

でも、死に直面しても、

関係の修復は難しいことが

珍しくありません。

 

 

親は最期まで遺言などで、

自分の正当性を我が子に

認めさせて逝こうとする。

 

でも、それは死後までの断絶を

招くことに。

 

自分の死後も、

我が子の間に断絶を

残していくことになります。

 

たしかに、子育ては大変な仕事。

我が子から親として認められない

ことほど、辛いことはないと

思います。

 

でも、自分の人生の幕を降ろすとき、

親はなにを求めるのか?

 

もしも私なら、我が子との断絶の

責任をすべて背負って

あの世に旅立ちたい。

 

成人した子に対して

親には責任がないといいます。

 

食べさせたり、

教育をつけさせるだけでは、

子どもの心は育たない。

 

社会ではそれで親の責任を

果たしたと認められるけど、

親子の関係はそれだけでは、

育まれない。

 

もしも我が子が親のために

苦しんでいるのなら、

全部背負ってあの世に旅だって

あげましょう。

 

「全部親が背負っていくから、

あとはしっかり自分の足で

生きていくのよ」

 

それが親の最後のつとめでは

ないでしょうか?

 

親のせいにしていくだけでは、

子どもは自分の人生を築けないけど、

子ども自身の課題に向き合ってもらう

ためには、親が自分の責任を背負って

いかなきゃいけない。

 

自分への評価よりも、

我が子の幸せのほうが

ずっと大切。

 

それが親になるということでは?

 

この世で和解ができなくても、

あの世で出来ればいいじゃない?

 

絶縁親子を取材して

そんなことを考えました。

 

 

家族ほど不可解で、

危険なものはありません。

 

家族の悲劇は

誰にも知られずに、

家のカーテンの奥で

起きているのです。

 

 

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