こんにちは。

ライターの橘さつきです。

「家族と葬送」をテーマに書いています。

はじめましての方はコチラ

 

 

 

今年、還暦を迎えて思うことは、

シニアの入り口にたち、

いつか迎える子どもとの永別の日。

 

 

家族に悩む親子を多く取材してきました。

絶縁している親子って、本当に多いものですよ。

 

「親孝行したいときに、親はなし」

と、子を諭す言葉がよく言われますが、

 

なぜ、親には何も言わないの?

 

成人したら、親子問題の

責任は子どもに求められてきたけど、

これって間違っていませんか?

 

こうした社会通念に大きな疑問を

感じています。

 

親子ほど難しいものはないと思います。

 

肥料や水はあげ過ぎれば、

根を腐らせてしまうように、

努力が仇になることも。

 

子育てほど難しいものはありません。

 

どんな親子関係であっても、

最期は和解を期待されるけど、

断絶とはそんなに簡単ではないようです。

 

亀裂が深い親子ほど、

子は親に謝罪を求め、

親は無理やりにでも子からの感謝を求めて、

さらに遠ざかる親子の距離……。

 

 

我が子と断絶のまま、

あの世に旅立つ日がきても、

親は後悔をしないのでしょうか?

 

 

私なら、親子関係の責任は

すべて自分で背負って、旅立ちたい!

 

「全部、私が背負っていくから、

後は、自分でしっかり生きなさい。

見守っているから」と。

 

 

子どもだって、毒親と親のせいに

していても、幸せにはなれない。

 

だからこそ、我が子に求めるのは

反省や親への感謝ではなく、

自分で立ち上がり、自分の人生を

生き抜いてもらうために、

親がすべてを背負って逝く。

 

それが「親になる」ということでは

ないでしょうか?

 

「親なのだから」という言葉は

親に向けたことばだと思います。

 

超高齢社会の今、

親の老い方、人生の仕舞い方が

問われていると思うのです。

 

 

悩める家族を取材した、

ノンフィクションが本になりました!

さくら舎から12月9日刊行です。

 

あなたの家族はこのままで、

大丈夫?

 

ぜひ、読んでみてください!

 

『絶縁家族 終焉のとき

  ― 試される家族の絆』

 

アマゾンから予約受付中です!

是非、お読みいただけましたら、幸いに存じます。

絶縁家族 終焉のとき ―試される「家族」の絆 | 橘さつき |本 | 通販 | Amazon