「家族って何だろう?」

 って、ずーっと考えてきました。

 

 

家族愛絶対主義の日本の社会ですが、

家族ほど難しく、不可解で恐いものも

ないというのも事実です。

 

家族ほど外から見えないものはありません。

家族の悲劇は一見平和そうに見える家の

カーテンの奥で起こっているです……。

 誰にも気づかれずに。

 

たとえ家族のうちの誰かと絶縁していても、

他人には語ろうとはせずに、

 

自分を守る鎧のように、

ふつうの家族を演じているのかもしれません。

 

親子の悩みなんて、

勇気をだして話してみても、

非難されるか、

的外れなことを言われて傷つくだけ。

 

だから、私もそうして

幸せな親子のふりをして、

自分を守ってきました。

 

たぶん、皆さんが思っている以上に

絶縁している家族って、本当は多いんです。

人には言わないだけ、

 

多くの人が家族に悩み、苦しんでいます。

絶縁とはいわずに、何年も会っていない

疎遠な家族もふつうにいます。

 

皆さんのまわりにもいるでしょう?

あなたの家族はどうですか?

 

家族ほど不可解で恐いものは

ありません。

なぜ家族がそこまで傷つけ、

憎み合うのか?

 

大切な家族でいたいから、知ってほしいのです。

 

7年間にわたる取材を通して知った

「絶縁家族の終焉」を描いたノンフィクションが

本になりました!

 

この度、さくら舎から出版されます。

 

『絶縁家族 終焉のとき

  ― 試される家族の絆』

 

 

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是非、お読みいただけましたら、幸いに存じます。

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