「家族って何だろう?」
って、ずーっと考えてきました。
家族愛絶対主義の日本の社会ですが、
家族ほど難しく、不可解で恐いものも
ないというのも事実です。
家族ほど外から見えないものはありません。
家族の悲劇は一見平和そうに見える家の
カーテンの奥で起こっているです……。
誰にも気づかれずに。
たとえ家族のうちの誰かと絶縁していても、
他人には語ろうとはせずに、
自分を守る鎧のように、
ふつうの家族を演じているのかもしれません。
親子の悩みなんて、
勇気をだして話してみても、
非難されるか、
的外れなことを言われて傷つくだけ。
だから、私もそうして
幸せな親子のふりをして、
自分を守ってきました。
たぶん、皆さんが思っている以上に
絶縁している家族って、本当は多いんです。
人には言わないだけ、
多くの人が家族に悩み、苦しんでいます。
絶縁とはいわずに、何年も会っていない
疎遠な家族もふつうにいます。
皆さんのまわりにもいるでしょう?
あなたの家族はどうですか?
家族ほど不可解で恐いものは
ありません。
なぜ家族がそこまで傷つけ、
憎み合うのか?
大切な家族でいたいから、知ってほしいのです。
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「絶縁家族の終焉」を描いたノンフィクションが
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是非、お読みいただけましたら、幸いに存じます。
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