こんにちは。

ライターの橘さつきです。

「家族と葬送」をテーマに書いています。

はじめましての方はコチラ

 

お盆を7月と8月にする地域があるように、

七夕も7月にする地域と

8月にする地域があります。

 

もともと七夕はお盆をお迎えするための、

禊の行事だった

ようです。

 

 

兵庫県朝来市の生野町口銀谷では

7月7日に

銀谷(かなや)の七夕といって、

紙衣の七夕飾りをする風習がありました。

 

それを復活させようとする活動が続けられています。

 

生野銀山で栄えた生野の風情ある

古い町並みに風に揺れる紙衣の七夕を

見たくて、

 

3年前に取材の予定を立てました。

しかし、なんとその日に

西日本豪雨に見舞われて、

目的地目前で、すべての交通手段が

ストップ。

 

レンタカーを予約していましたが、

土砂崩れで道も通れなくなり、

泣く泣く引き返した経験があります。

 

その紙衣のキットを

生野の方から贈っていただきました。

 

そこで、我が家だけは8月7日

今日、七夕をしております。

 

本当は笹に飾るのでしょうが、

庭にないため、楓に飾ってみました。

 

ギラギラと照り付ける真夏の太陽に

蝉の声。

 

でも風鈴の音色を聞きながら、

風にそよぐ紙衣を眺めていると、

涼やかな気分になります。

 

我が家の庭の一角が

チョット素敵に変身です!

 

明日は東京五輪の閉会式ですね。

本来なら大勢の外国のお客様を

お迎えしたはずの東京でした。

 

大金をかけた開会式や閉会式だけでなく、

こんな紙衣の七夕飾りを

日本中で飾ったら、どんな素敵な

おもてなしになったかなと、

ふと、思いました。

 

日本の千代紙の文化って、なんて粋なんでしょう!

 

来年は流行らせたいな!

 

下記は生野での紙衣の七夕の歴史と

復活させた活動についてです。

写真が素敵だから見てみてくださいね!

本場の紙衣の七夕ですよ~!

 

復活をめざす生野七夕(兵庫県朝来市生野町):尾崎 織女 - 「七夕文化」 (goo.ne.jp)