ひろかわさとこですニコ
 
 
風鈴
 
 
先月、健康診断を受けた。
 
 
甲状腺の触診で、先生から
 
「親戚で誰か
甲状腺の病気をしたことがある人は
いますか?」
 
と尋ねられた。
 
 
「いません」
 
と答えたけど、思い出して
 
「そういえばいとこに1人います」
 
と訂正した。
 
 
先生から
 
「甲状腺が少し腫れているようなので
いちど検査してみることをお勧めします」
 
と言われた。
 
 
そう言われると気になるので
検査することにした。
 
紹介状をもらって後日
おなじ病院の甲状腺科へ行った。
 
 
血液検査は異常なし。
 
でも、エコー検査で
7mmほどのしこりが見つかった。
 
良性か悪性かを判定するために
甲状腺穿刺(せんし)吸引細胞診という
検査を行うことになった。
 
 
針を刺して甲状腺の細胞を採取する。
 
麻酔はしない。
 
針自体は採血用のものを使うけど
首に刺されるなんて初めてのことなので
こわかった。
 
 
しかも
細胞を採取している間は
つばを飲み込んではいけない。
 
体内で針がぶれるから。
 
緊張しながら検査に臨んだ。
 
 
エコーでしこりの位置を確認しながら
針を刺すのだけど、映像を見た先生が
 
「あ、これ良性やね」
 
と言った。
 
(さいしょのエコーは
看護師さんが行った)
 
 
えええええ、じゃあ検査する必要ないんじゃ・・・っ!
 
 
と内心思ったけど
準備は粛々と進められていった笑
 
 
そしていよいよ針を刺すという時
よほど私が緊張していたのか、先生から
 
「リラックスしてー」
 
と声をかけられた。
 
 
リラックスしつつ、つばは飲み込まない
というなかなかのハードモードだったけど
がんばったよ!
 
 
2回針を刺して、細胞を採取した。
 
細胞が取れていない
ということが1%の確率であるそうで
その場合は再検査となる。
 
それだけは勘弁だっ!!!
 
 
結果がわかるのは2週間後。
 
次回の診察の予約をして
病院を後にした。
 
 
結果を待つ2週間の間
私は「良性」という前提でいることに
決めた。
 
 
先生が「良性やね」と言うのを
聞いていたので
それでだいぶ不安は軽減された。
 
とはいえ、ふと不安に駆られる時はあって
そのたびに
「良性だったらどうする?」と考えた。
 
だから
甲状腺の病気について調べることは
一切しなかった。
 
 
不安はあったけど
いつも通りに過ごしていた。
 
 
そして昨日
病院へ検査結果を聞きに行った。
 
病院

 
良性だった。
 
 
ほっとしたー。
 
 
来年の5月に
経過観察で再検査を受ける予定。
 
それまで
「異状なし」という前提で
過ごそうと思うほっこり
I wish you every happiness!
 
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