日々色々な事を考えながら、仕事に取り組み、そして次にどんなステップを踏むか、そのことを考え続けていた。
次なるステップ。
この職場で店舗マネジメントを経験し、次には自分で起こすんだとそう思っていた。
入社して4ヶ月という短いスパンで副主任という立場を手に入れた自分だったが、徐々に会社の内情についても知るようになっていった。
店舗マネジメントが出来るという話だったが、自分の仕事は出向先での販売コンサルティング的な内容。
マネジメントは、出向先の社員が行い、自分の会社ではそれが出来ないということが分かってきた。
早く運営的な部分に触れたい、そして資金を集めたい。
そう思っていた。
自分が目指すところはもっと高みにある。
そこにいかにして近づくことができるか、それが鍵だった。
私は、次の自分の行き場を模索するようになった。
もっとリアルにビジネスに関わりたい、もっと経営的な部分に触れたい、もっと自分のやり方を表現してみたい。
そんな思いでいっぱいだった。
そんな時、古くからの友人に会い、今の自分の思いを伝えた。
彼は
「うちに来たらお前の思ってること出来るよ」
そう言ってくれた。
助走のスピードを上げたいと思っていた自分には願ってもない話だった。
私は、次のステップの為に身の置き場を変えることを決意した。
この時には既に鬱から、解放されていた様に思う。
私は自分のレベルを上げることだけに集中し、そして目指すべき場所にたどり着く事ばかりを考えていた。
頭の中は、そのことでいっぱいだったから、余計に自分の事で悩んだり、落ち込んだりすることもなくなっていた。
とにかく次に向かうこと。
それが自分の生きる目的だった。
それは今でも変わらない。
自分で身を立てる事。
それが自分の目標なのだ。
そして、それを通して人々に何かを伝えられるような事をしていきたい。
自己表現を出来る場所を自らの力で作り上げたい。
その思いは変わることがなく、いつも自分の胸でふつふつと煮えたぎっている。