いろんな場所で、講演をさせていただくことがあるのですが、中でも嬉しいのは、美容専門学校でお話しをさせていただく時です。

 

 

以前、ある専門学校で、全校生の皆さんに「女の運命は髪で変わる」について特別授業をさせていただきました。

 

そこで学生の皆さんからいただいた質問が、ものすごく本質的な、というか、総論的な質問が多かったので、私自身も美容について考えを深めるきっかけになりました。

 

「この本を書いたきっかけは何でしたか?」

「将来の夢は何ですか?」

「大事にしている言葉はなんですか?」

「美容業界はこれからどうなっていきますか?」

・・・etc.etc.

 

その中に「髪はどれくらい人の人生を変えますか?」という質問がありました。

私、瞬間的に

「少なくても、人の命は救えますよね」と答えていました。

 

お医者さんと違って、美容の仕事は身体にメスを入れて病気を治す仕事ではないけれど。でも、少なくても私は今までの人生で、髪を変えたことによって、どうしようもなく傷ついた心を立て直して「あっち側」に行こうとしていた友人が、「こっち側」に戻ってきた姿を見ているから

 

それから、美容師さんたちからも、そういう話をたくさん聞いているから

 

素晴らしいヘアデザインは、人の命を救うんだな、ということを、私は信じています。

 

 

美容師の皆さんは、人の命を救うために、まいにちサロンワークをしているわけではないけれど、その人の人生を輝かせるために行うその施術が、結果的に人の命を救ったり、人の命を健康的に保つことは、あるよなあと思います。

 

んでは、また。

 

 

 
 
 

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