半世紀に渡り愛されてきた洋楽のカバーということで、オリジナル曲とカバーとを交互に聴き比べながら、エピソードや想いをお聴きしました。稲垣さんは、黒のスーツに身を包んだ姿が、それはもう、とてもきまっていらっしゃいました。
アルバムは、「ある恋の物語～My Standard Collection 」
夜のストレンジャーや男と女、オルフェの唄などその時代を知らない世代も聞いたことがある名曲揃い。大人の魅力溢れるJ-POPとして生まれ変わっています。日本語にこだわったカバーでもあるそうです。何度も何度も聴かせていただき、最近、鼻歌が夜のストレンジャーだったりするくらいですが。
そして、稲垣さんの大ファンで苦役列車で芥川賞を受賞された西村賢太さんもゲストで登場。
作品にも、稲垣さんの曲を聞きながら炊事をする女性などが登場してます。そんな女性を男性もいいなと思ってる。のように、あえて男性ではなく、女性側が聴くというのがにくい演出でもあります。そんな西村さんが執筆中（清書する時）に聴く曲など、楽しいお話満載で会場も沸いていました。
調べて色々色々巡らせ想像しながら臨むものの
トークショーは生ものでどんなお話が出てくるか、蓋を開けて見てもその場次第で、
とてもとても難しいです！が、拝聴者、拝読者である私にとっては、ご本人にエピソードやお話を伺える感激と走り続けてきたその方だから語れる話は、やはり言葉に力があって。凄いなあああと。
振り返り振り返り、こんな面白いお仕事はないと思ったのでした。
もっと磨きたいですねー。
もっともっとやってみたいですね。
