ペットの気持ち。 | ysjのブログ

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 TODAY'S
 
精一杯の愛を込めて

 

 

 

 

夏になると見かけてしまいます。

 

 

今日は

私の妻が体験した

とても、とても

心が痛くなってしまったことを

書きます。

 

 

『人は人』

『自分は自分』

『よその家庭と比べちゃダメ』

『100人いたら100人の価値観がある』

幼い頃から教えられていた私の妻。

 

 

大人になり

世の中を冷静に

客観的に見るようになったら

胸が痛くなることだらけでした。

 

 

でも

 

大人になるにつれ

見て見ぬふりをすることに

慣れてしまっていました。

 

 

ある夏の日

気温は35度・・・。

 

 

立っているだけで

フラっと

するくらいの真夏日に

どうしても黙って

見て見ぬふりが

出来ない場面に会いました。

 

 

1匹のワンちゃんが

散歩していました。

 

 

妻は

車の運転をしていたのですが

一瞬違和感を感じました。

 

 

2度見すると

かなり高齢のワンちゃん

毛もボロボロで

目はうつろ・・・

声は聞こえませんでしたが

『ゼェゼェ』

言ってるように見えました。

 

 

 

 

 

 

 

 

飼い主さんは

そのワンちゃんの1メートル先

 

 

飼い主さんからは

ワンちゃんの状況が

見えていない。

 

 

飼い主さんは

片手にスマホをしながら歩き

リードはピンと張った状態

 

 

ワンちゃんは

その飼い主さんの歩くスピードに

ただただ

必死に必死に

付いていってる。

 

 

しかも

胴回りに付けるハーネス

ではなく

首輪に直接リード

 

 

 

 

 

 

 

 

少しでも遅れると

首が閉まってしまう

 

 

もう

半分引きずられてる

 

 

目を閉じて

想像してみて下さい

 

 

「これは何・・・」

 

 

とてつもなく心が痛い・・・

 

 

 

なんのための散歩?

この子は愛されて生きてるの?

えっ、私はなんでこんなに苦しいの?

これでいいの?

 

 

悲しみ

怒り

疑問

色々な感情が湧きました。

 

 

1分ほど

その光景を見ていました。

 

 

ふと

気が付いたら

そのワンちゃんのもとへ

駆け寄っていました。

 

 

近くに行くと

涙があふれ出て・・・

 

 

ワンちゃんの目にも

涙が・・・

 

 

 

 

「分かってる」

 

「きついよね」

 

「代弁してあげるからね」

 

 

 

ワンちゃんに

言葉をかけて

妻は飼い主さんに

声を掛けました。

 

 

 

「でしゃばるようですみません」

 

 

「今、アスファルトが

どのくらい熱くなってるか

分かりますか?」

 

 

飼い主は

キョトンとした顔で

 

 

「え?」

 

 

妻は

「私たちは靴を履いて歩いてますよね?」

 

「でもワンちゃんは裸足と同じなんですよ?」

 

「1度裸足になってみてください!」

 

 

私は履いていたサンダルを脱ぎ

アスファルトに

裸足で立ちました。

 

 

焼けるように熱く

10秒も立っていられませんでした。

 

 

その飼い主さんは

変人を見るような目で

私を見て一言

 

 

「関係ないでしょ」


関係ないでしょ?

関係ないでしょ・・・

関係ないでしょ・・・

関係ないでしょ・・・

 

 

関係ない?

 

 

その時のワンちゃんは

愛くるしそうな瞳で

飼い主さんを

見つめていました。

 

 

「僕は大丈夫だよ」

って顔で・・・

 

 

こんな状況でも飼い主さんを

憎んでないの・・・?

 

 

ペットを家族に迎え入れる

ということは

簡単なことじゃない。

 

 

妻も幼いころから

ずっと

動物と一緒に生活してきた

 

 

天候に関係なく

お散歩や運動

 

 

人間の生活リズムと

動物のリズムは違う

共存していくには

我慢するところも

出てくる。

 

 

お金もかかってくる。

子供を育てるのとは

また違う。

 

 

 

 

 

 

 

 

赤ちゃんの頃は

何もかも可愛くて

癒しで幸せで。

 

 

でも

人間のスピードよりも

早く老いていく

 

 

病気しても

症状や痛みを伝えることも出来ない

 

 

そこまできちんと理解してあげれてないと

少しずつ少しずつ

幸せが壊れていくことになる

 

 

今、地球は人間が制しているけど

忘れてほしくない

 

 

地球は人間だけのものじゃない

 

 

私が見たこの景色は

この場面だけではなく

よく見てみると

多々あるのかもしれない。

 

 

小さなことかもしれない。

 

 

でも

 

 

小さな過ちが

いつに日か

大きな問題になっていく。

 

 

自分の家族であるワンちゃんの

気持ち、痛みを

理解しようともしない飼い主さん

 

 

人間だけに与えられた

知能や感情や力を

欲の為に使うのじゃなくて

無駄にするんじゃなくて

その素晴らしい力を

小さく弱い者の為に

 

 

 

少しでも出来ることはないのだろうか・・・

 

 

きっと

ワンちゃんは

飼い主さんとの散歩を

 

楽しみに、幸せに感じていたはずなのに

 

 

人にとっては

なんでもない時間なのかも

しれない。

 

 

でも

 

 

ワンちゃんにとっては

とても、とても

意味のある時間。

 

 

それを共に

楽しむのか
奪うのか・・・

 

 

どんな選択も

いつも人に権限がある・・・。

 

 

 

 

 

 

もう一度抱き締めてあげてください。

 
 
 
 
 

 

 

 

出会った時のことを思い出してください。

 

 

 

 

精一杯の愛を込めて。

 

 

 

 

 

犬の十か条

 

 

 

 

 

老犬の十戒

 

 

 

それから

私達が住んでいる日本は

ペットの殺処分の多さ

世界一です。

 

 

私の妻より

 

 

私は全力で

妻の願いを支援します。

 

 

ご閲覧

ありがとう

ございました。