本日は、キャバクラの心臓部である付け回しについて書いていきます。
付け回しによっては、キャストのモチベーションも上がるし、お客様の満足度にもつながってきます。
まず、お客様の来店時に瞬時に、お客様がどういうお客様なのかを判断しないといけません。
私は、今は法律上出来ませんが、キャッチの経験もありましたので、歩き方や話しかけた時の相手の対応などで、どういう方なのかはある程度分かっていたので、話し方などを変えキャッチしていました。
この経験もあり、お客様が来店された時点であの子にしようと考えていました。
付け回しは、経験無くても日ごろからお客様やキャストを観察していれば出来ます。
後は、最低限の配慮さえすれば誰でも出来るようになります。
まずは、指名被りの対応です。
AさんとBさんというお客様で考えていきます。
まず、Aさんが先に来店され、指名のキャストC子さんが席に付きます。
しばらくして、Bさんが来店してきます。もちろん指名はC子さん。
なるべくC子さんが付いてる席が見えないような席に案内するのが理想です。
ここで、もしAさんの席に15分から20分以上付いているのであれば、一旦C子さんを抜いて呼びます。
そのままBさんが来店していることを伝え、Bさんに付けます。
その間、Aさんにはヘルプのキャストを付けます。
飲み慣れているお客様だと、そこで指名が被ってると気づくでしょう。
そうなると、しっかり表情など観察したり、会話など注意しておいて下さい。
お客様は、お金を払って指名のC子さんとの時間を買っています。
ヘルプの子が盛り上げれないとクレームの対象になります。
そこは一番、気を付けないといけない点です。
次に、団体客の対応です。
お客様は基本的にマンツーマンでの接客を望みます。
マンツーマンとは、お客様一人に対してキャスト一人付けるということです。
例えば、10人の団体客が入ると、そこだけキャストが10人取られることになります。
しかし団体客は、売り上げをあげるチャンスだと思ってください。
そこで、団体客の付け回しのポイントを教えていきます。
団体客10名で考えていきましょう。
まず私なら、5人のキャストをお客様の間に1人ずつ付けていきます。
5人なら、1人が両サイドのお客様を対応できるからです。
お客様も数名はキャストに挟まれ気分も良くなるでしょう。
そこから、お店の状況を見ながら、キャストを追加していきます。
付け回しは、お店によって異なりますが、フリーのお客様(指名がない)1セットで、キャストが何回転するか。
フリーで来店すると、30分でキャストが入れ替わるのか、20分で入れ替わるのか、15分で入れ替わるのか、その中でお客様は指名したい子を選びます。
なので、団体客の席で私のやり方では、5人先にキャストが付いています。
それから、5分置き、10分置きでキャストを付けていきます。
キャストが8人になると、最初に付いていたキャストを抜きます。
また5分か10分後、キャストを付けて女の子を抜いていきます。
この時点で30分が経過しています。
30分経過すると、同様に2人キャストを付けて、2人抜くというように繰り返せば、お客様からしたらキャストがドンドン入れ替わっている感覚になります。
なのでキャストがマイナスでも何の問題なくお客様は満足してくれます。
イメージとしては、10分置きにキャストがドンドン入れ変わるような感じの付け回しをしていけば大丈夫です。
そして、団体席はよく盛り上がるため、ボトルやシャンパンなどもよく出るので、キャストを席に付ける際にドリンクやボトルをおねだりするよう指導します。
そしてボトルやシャンパンが入ると、必ずお酒の強いキャストや飲み要因と言われてるキャストを付けておきましょう。
このような点に注意しながら付け回しをしていくと、自分の付け回しが型にハマり売り上げが伸びると楽しくなってきます。
非常に頭は使いますが、やりがいのある仕事ですね。
本日はここまでとします。
ご閲覧ありがとうございました。