3月。

年度末のこの季節。

 

ネットニュースでも

PTAの是非についてよく記事をみかけるようになりました。

 

PTAとは

「社会教育団体」です。

 

は?

簡単に言ってしまいますと、自分の子供のために何かできる事はないかな。と思う保護者と先生の集まりです。

 

 

え?

わかります?

 

私はいまだによくわかっていません。

 

PTAってなに?

 

自分が小学生の時、

PTAといえば

運動会や各種行事の時に壇上にあがって長々と挨拶をする来賓のうちの一人がPTA会長さん

 

大人になってからも、

登校時の旗振り当番

ベルマークの集計係

運動会の誘導係

 

といった認識でした。

 

小学生の親となった今、

あまり認識は変わっていません。

 

ただ、子どもが通っている学校では

旗振り当番やベルマーク係は廃止となり

実際のPTA活動は

運動会など行事でのお手伝い

学級毎の委員が、学年レクリエーションの企画・運営や、

年度末に担任の先生へのプレゼントの声かけ・まとめ、を行っていること

 

あと、地区別に子ども会が存在していて、

PTAとの連携をしています。

しかし、この連携は形骸化していて

別に運営しても問題ない程度です。

 

つまり、わが子の学校のPTAは

徐々に役割を減らしていて

無くす方向に来ています。

 

ただ、

PTA会費を徴収しているためか

学級や卒業生への贈り物、

役員会の集まり時に参加者へ飲み物を提供しており

そういった例年どおりのやり方を踏襲していて

 

保護者レベルではPTA廃止の方向でいけそうなのに

 

おそらく

学校や地域、自治会などの年長者・高齢者などが

首をたてにふらない、

そんな感じなのかな?

とうっすら感じています。個人的な感想です(笑)

 

子ども会とは

ぶっちゃけた話、

来年度からは

我が子が所属する、自治会子ども会は

我が子のみ、つまり1人となります。

 

自治会からいただく予算は我が子ひとりで消費する必要があります。

(ラッキーって使ってしまっていいのでしょうか、しかし使うしかないのです)

 

少子化、過疎化で

新入生は激減しており

PTAはおろか子ども会がまず先に崩壊状態。

 

PTAの役割を減らしているのは

共働きで~とか、時代の流れで~とか以前に

子どもの人数そのものが減少しており

親の負担が激増してしまうため、なのです。

 

PTAが担ってきたことは

別にやらなくても良いことばかりのように思います。

 

いえ、

なくしてしまうと困ることもあります。

あった方が円滑に物事が進むこともあります。

子どもたちの学校生活が楽しく、安全に過ごせるものも、もちろんあります。

 

しかし、

なくても良い物ばかりです。

 

旗振り当番なんて

無くてもよいのです。

 

子どもも、車を運転するすべての大人が、交通ルールとマナーを守れば良いだけの話。

 

ベルマーク係も

学校備品を大切に使うことと、適切な備品調達を文科省か自治体かがやればいいだけの話。

 

と私は思うのですが。

 

 

ここ数年、

コロナ禍の時は

感染症を理由に実施できませんでした、という報告ばかりだったようです。

 

それであれば

はっきりいって、

やらなくていい物ばかりなのだと思います。

 

 

「やらなくていい」なら「やらなくていい」のか

 

余計なものはやらなくていいと個人的には思います。

 

年賀状?いらない

お歳暮?いらない

季節行事?いらない

 

 

でも、それでいいのかな?

 

年賀状やお正月の初詣、お節料理

お歳暮、

お盆やお彼岸のお墓参り

節分や、おひなさま、お花見、こいのぼり、お月見・・・

 

そういった風習までも

「やらなくてもいい」

だから

「やーめた」

 

それだと「ツマラナイ」

とも思います。

 

 

なくてもいいから、

面倒だから

そういう理由だけで

何かをなくしていくと

文化がなくなっていくような気もします。

 

 

その学校ならではの「なにか」「伝統」「文化」といったものを絶やさないように

 

いつか、通うこどもが少なくなってしまったら

すべてなくなってしまいます。

 

かくゆう私自身が通った

小学校も、中学校も

過疎化で合併され、なくなってしまいました。

 

でも通っていたときの思い出はなくなることはありません。

 

年をとっても

あの時感じた楽しさや、記憶、

匂い、友達や先生との関わりは今でも覚えています。

 

子どもたちにとって

大切な少年時代を大切に過ごせるようPTAは存在してきたと思います。

 

これからなくなっていくかもしれませんが

PTAの果たしてきた重要な役割はなくさずに

 

子どもたちがすくすくと育ち

生まれ育った環境・地域に

愛着をもって成長していってほしいと思います。

 

 

PTAを毛嫌いしない

役員などやりたくないです(笑)

 

みんなそう言って

役決めのときには、うつむいて時間を過ごします。

 

そんなPTAが必要あるのか?

そんなものはやっぱり不要だと思います。

 

子どものために

ご飯をつくり、のんびりと夜を過ごしたい、

なのにPTAで学校に行かなければならない、なんて本末転倒。

 

だから私は

アンケートには

役員会などはZOOMなどの利用を提案しています。

 

また、紙ベースでの提出物が多過ぎなので

メールでの返信ができるように要望を出しています。

 

PTAはキライじゃないけど

どう考えても、面倒なことが多い。

それをなくてほしい。

 

仕事帰りに学校にいって書類提出とか

先生たちの業務改善にもならない。

 

良い方向に進むように、

PTAを毛嫌いせず、見守っていきたいと思っています。