あるとき、突然いいました。
「せっくすってしってる?」
「え、なんなの?」
「あはーんってやつだよ。」
小学2年生で、いきなり言い出したのです。もうこんなこというんだ
友達からきいたのかな?と思いました。
それ以上はどういうものかは理解していない様子でした。
わたしが伝える性教育
性の低年齢化とはよくいったものですが、
上に兄弟がいるおともだちは、なんとなくの情報を耳にしてしまうのでしょう
性教育は大事というけれど、
正しい知識を各家庭で伝えられているかはわかりません
学校では、生理がはじまるころ、3,4年生くらいでお話しがあるのでしょうか?
1、2年生ではなさそうです。
私は、子どもが小さい時から、
プライベートゾーンについて話してきており
お風呂でも、2歳くらいには自分で洗うように話してきました。
自分の体は自分の物。
知らない人はもちろん、
パパやママ、先生や知っている人でも
自分の体、特に大事なところ、おちんちんやおしり、おっぱいはさわらせちゃだめだよ。
お友達もおんなじ。
勝手にさわってはいけないよ。
せっくすと言った日に伝えたこと
赤ちゃんをつくることだよ、と伝えました。
男の子にはおちんちんとお尻の穴があるでしょ。
女の子にはもうひとつ、赤ちゃんが生まれてくる穴があるんだよ。
男の子が大人になると、おちんちんから、赤ちゃんの種がでてくるの
女の子は、赤ちゃんの時から、自分が産む赤ちゃんの卵をお腹の中にもっているんだよ
女の子が大人になると、その卵が毎月出てくるんだよ。
種と卵がくっつくと、赤ちゃんの卵ができるの。
そのために、女の人のもう一つの穴に、男の人のおちんちんを入れて種をいれてあげるの、それがセックスというんだよ
いつもいっているけど
おちんちんやおまたはだいじなところだから、
誰にもさわらせちゃいけない、といっているよね?
でも、赤ちゃんができるには、そのだいじなところをさわらないといけない
だから、セックスというのは、
あなたがこれから大人になって
一番大好きなひととすること
大好きなひとが、いいよ、っていったらしてもいいこと
子どもがすることじゃないんだよ
そしてセックスと言うのは、大事な事だから
遊びでしゃべってはいけないことなんだよ
お友達がわいわいおしゃべりしたり、おもしろがっていても、
一緒に面白がって言うのは、かっこわるい
おちんちん、とか外で言わないのと同じように
大事なことはしまっておくんだよ
出自をつたえるために
養子縁組では、「真実告知」を必ずしなければなりません。
子どもがどこでどのようにして、生を受けたのか知る権利があります。
養親は伝える義務があると私は考えています。
すでに、物ごころつく前から、
あなたは○○(場所)でうまれて、ここにきたんだよ
産んでくれたお母さんがいるんだよ
と何度もくりかえし話しています。
子どもたちも、〇〇行ってみたい
産んでくれたお母さんに会いたいな
ママは赤ちゃん産めなかったから、僕がここにいるんでしょ、なんて言ってくれます。
産んでくれた、ということはどういうことなのか
それが分からないと、
実親さんのことを伝えられません。
▼▼ちゃんのお母さんはお腹が大きいね、赤ちゃんがおなかにいるんだよ
あなたも、産みのお母さんのお腹の中にいたんだよ
子どもの年齢や理解に合わせて、少しずつ生の教育をしています。
すぐに思春期が来て、反抗期がきて
私の話など聞かなくなるでしょう。
なので、年齢の小さい今のうちから、情報を入れておきます。
とにかく、自分の体は大切にすること。他の人の体も大切にすること。
それさえ間違えなければ、いいのです。