さて、今日から新年度である。


通常であれば、3月から4月は、街が最も華やぐ時期。
卒業式に向かう袴姿の女子大生。
転勤を送る送別会をはしごするサラリーマン。
花見酒で顔を赤らめる老若男女。

今年は、こういう光景が消えたまま、新年度の4月が来た。

我が社も今日が入社式。
6人の新入を迎える祝いの日なのだが、新型コロナウィルスのため、極めて異例な形になる。

グループ全体入社式は中止。
グループ全体研修は中止。
我が社のみの入社式はやるが、役員との懇親昼食は中止。
総務による各種説明、手続の後は全員帰宅させ、以降2週間半はweb研修。

大抵の中堅以上の企業は、皆、これに近い対応を取るという。

理解出来るが、新入社員として迎えるこの時期は、一生に一度。
出来れば、例年通りにしてあげたかった。

落ち着いたら、何か、穴埋めを考えよう。