昨日から熱が出て休んでいる。咳はないが鼻水が気になる。
朝から今日の仕事のキャンセルの連絡をし朝からゆっくりしているところである。
そういえば、自分の子どもの頃、
風邪で休んだ日は、そこまでしんどくなければ必ずといって教育テレビを見て過ごしていた記憶がある。
ちょうど1980年代の番組は、ノッポさんの「できるかな」だったり、理科の実験番組が多かったような気がする。
それを見て、やれダンボールや道具を引っ張ってきては真似をしたりしたもんだが、あの時はそう言った好奇心がうまく引き出されたように思う。
今の子どもは、そもそもテレビを見ない。
自分の時は情報はほとんどメディアから受け身だったが、今は情報をパソコンやタブレットでいつでも引き出せる。
また、わざわざテレビの時間を待たずにいつでも自分の好きな時間に情報を引っ張り出せる。
いやはや便利な時代になったものだ。
YouTubeなど、探せば自分の趣向に合った番組などそこそこ出てくる。
一方で、よく言われる事であるが情報が溢れ過ぎているとも言える。
溢れている情報を処理しきれず、ストックしたりブックマークしたり。
読めやしないのに、たくさん本買って積み上げているような感じがあちらこちらである。
言い換えれば、その分時間が取られている訳で、情報知識に満たされる錯覚で、見方によっては我々の時間はかなり搾取されているとも言える。
結局、バーチャルの世界であるから、行動しなければ得た情報も知識も意味がないのである。
いつだったか、スマホ革命はアヘン戦争だ、と言っていた人がいたように思うが、これも言い過ぎでもないのだろう。
バーチャルが快楽にもなり、その世界に浸らせ、行動を鈍らせる。
最近、自分の時間をもう少し持たないといけないなあと思う。
先に積み上げた本の例を出したが、しかしやっぱり本は良い。YouTubeやそこらの情報をかいつまんでも良いが、なんとなく深みがない。
本を読んでYouTubeを解説として見るのも良い。
YouTubeの情報も発信者の思考が入っているので、自分の解釈や感覚が入りにくい。
何が言いたいのか、とりとめのない流れになったが、新たに気を取り直して今後を過ごしていきたい。