梅干しと梅にまつわるお話をたくさん盛り込みました。

 

読んだら 梅干しが食べたくなる本です。

本を開いて

一緒に梅林に入って

梅もぎの気分を味わってください♪

 

〈内容〉

・梅干しのレシピ

・梅仕事一年

・梅仕事レシピ

・梅干しを食べるといいことあり

・種の中って何があるの?

・梅のことわざ

 

 

 

◆著者の名木聡子からのメッセージ

 

『地球の星⭐︎梅干し』

 

里山でみんなで梅干しをつけるようになったのは

7年前です。

それまでも 福島さんのご自宅ではもちろん

里山くる方々もご自身で梅干しを作ってらっしゃいました。

 

「梅林をお持ちの方が 

採りきれないから使ってね」

と福島さんに言っていただいたことがきっかけで

みんなで漬けましょう♪

となったのです。

 

 

梅の成長を見ながら過ごす日々

梅林に入って 下草を刈って 

さあ、梅もぎ!

梅を収穫するところからの

梅干し漬けは本当にワクワクしました。

 

塩で下漬け

赤しそも畑から収穫

本漬けして

土用の日差しを待って

天日に干す

 

 

みどりの里山の風景に

赤い梅干しがならぶ風景は

本当に美しいです。

 

大地の恵と

太陽の光

恵の雨を実感する貴重な体験です。

この循環の中に人間も生かされていると実感します。

 

80キロから100キロ採れる梅です。

みんなに声をかけて

大勢集まりました。

子どもたちも体験しました。

 

みんな

自然と笑顔になります。

みんなでワイワイがまた楽しいのです。

 

毎年毎年 梅の様子が違うことも 醍醐味です。

 

梅が豊作で

熟した梅がいっぱい落ちた年もありました。

丁寧に処理して梅ジャムにしました。

梅干しにしたら潰れ梅になったけど

とても美味しく食べやすくて人気でした。

数は少なかったけど実が大きくいい梅干しができました。

その年その年のハプニングがあります。

 

そういうとき

「ああ 今年は梅はどうして欲しいかなあ」

梅の声 紫蘇の声を聴いて

お天気に相談して

進んでいきます。

 

集まった子どもたちも

いろんな風景を観ます。

梅干し名人の呟きを聴きます。

みんなで協力して作業します。

全身五感六感総動員です。

 

感性が育つってこういうことなのかと思います。

 

 

梅の木の一年と

梅干し漬けの一年を本にまとめました。

 

先人たちが植えてくださって

里山で育った梅が

ご縁あるみんなで梅干しになった。

たくさんの物語が詰まっています。

 

どうぞ さとやまの梅干しを味わいながら

 

本を手にとっていただけたら嬉しいです。

 

B5サイズ オールカラー 36ページ
 

※この本は、いわき市内の図書館などに順次献本する予定です。

 

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地球の星☆梅干し

著者 なぎさとこ

発行 里山の寺子屋 鈴木純子 吉田智子 名木聡子

 

編集協力 浅野里香

梅干し指導 箱崎宏子 永山美子 菊地秀子

協力 天空のさとやま 福島裕

天空のさとやまの会

(福島県いわき市四倉町上柳生)

 

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※この事業は「令和5年度明日をひらく人づくり事業補助金」の交付を受けて実施しています。