
昨日、鶴岡・酒田災害支援有志、
そして「ひらた里山の会」というメンバーで、
石巻市八幡町の復興支援に行ってきました。
真剣に復興を願っていながらも
カメラを握りしめジャーナリスト気分で
「大きな被害を探している自分」に嫌悪感を感じました。
しかし、これを発信することで少しでも皆さんの刺激になり、
身近なこととして節電や募金をして頂けたら嬉しいです。
石巻の港町はランク違いの「想像を絶する」被害でした。
山形でいえば酒田の
「海鮮市場のあたりから港南小学校、
山居倉庫、亀城小学校あたりまでの壊滅的津波被害」と
置き換えてみると実感が湧くと思います。


家は潰れ、電柱は折れ、パジェロクラスの車両が裏返し、
漁船が商店街にまで流され、ビルには車が奥まで刺さっていました。
私の知っている地震の被害よりは
大型台風、ゲリラ豪雨による洪水被害に似ていました。

住宅の壁に残る水の跡は140cmぐらいのものや
高いものでは2mを超えたところに付いているものもありました。

復興支援は主に個人宅やお医者さんの泥出し。
畳は海水を吸い、推定1枚60kgになっていて
お年寄りが運べるものではありませんでした。
泥も海の細かい砂がヘドロ化したもので
スコップが刺さらないほど堅く、
そして漬物石のように重かったです。
被災地の様子を目に焼き付け、
今後もNPOとして様々な復興活動をお手伝いしていきます。