持続可能な生き方を求めて | 自然農で生薬栽培

自然農で生薬栽培

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 加計呂麻島で借家を借り、畑を借りました。自然農では、その地の気候風土にあった作物の栽培に従う為(当たり前ですが)、漢方医学の基本ともいうべき桂枝湯の桂枝と甘草の栽培が課題でした。何度も挑戦し、甘草は北海道の知り合いに、桂枝は日本ニッケイの栽培で現在に至りますが、故福田先生の”セイロンニッケイが最高"のお言葉に、以前スリランカから苗木を取り寄せ、和歌山、鹿児島、トカラ列島の知り合いに栽培をお願いしましたが、トカラのものだけが自然農で育っているとのこと。何十年か先、石油は枯渇し温暖化も進み、世界は壊滅的な状況を逃れられません。私は自然農が来たるべき時、次の世代を大きく救うと信じています。そのため自らセイロンニッケイを栽培する決心をしました。まだこれから、畑の開墾、苗木の取り寄せ、等等、しなければならないことだらけですが、きっとその時が来た時、役に立つと確信しています。最高の桂枝が最高の自然農で出来るのです。私はもういないでしょうが、今の子供たちに伝えていきます。栽培が始まりましたら漢方学習会の皆さんにも定期的に報告します。そしてその時が来たら、加計呂麻島に最高の桂枝があることを伝えてください。


来月第一回目の開墾。しばらく毎月奄美通いです。