議会報告


平成19年3月定例議会 平成19年4月発行

 景山町政5つの天晴れ 1つの不満


18年度当初予算で2億5千万円の歳入不足(赤字)を1億5千万円に圧縮


19年度予算を総額28億円。よくぞ30億円を切った。赤字1億7千万円


いち時期18年度に財政再建団体転落宣言。片山知事の一喝で取り下げ

 財政悪化さなか19年度も「夕張」にならず。累積歳入不足額3億2千万円


19年度黒坂簡易水道水源調査費5千4百万円。現水質は安全基準内である がフッソの含有が高く中菅地区に新水源探索 財政難だが町民生活最優先


町内住民の買い物・病院交通確保 オシドリバスを町営で運行継続。  


①これだけ金がなければ新規事業は出来ない。誰もわかっている。こういう時 こそ「知恵と汗」を出し金のかからない「町作り町民サービス」を打ち出せ


.一般質問(以下の3点について町長にただしました)  


①19年度より国の米政策が変わる。本町の水田農業・農家は守れるか。


*本町の水田農業をどういう施策で守るのか。

*町単位では水稲割り当て限度数量に余裕があっても公平性を理由として担い 手などに栽培枠を与えなかった。このことは担い手のやる気を損ない結果的 に地域水田を守れなくなる。

*品目横断作物(麦・大豆)誰がどのような指導をしてどんなスケジュールで 栽培実施するか。計画は出来ているか。本当に取り組めるのか。


②町は限界集落一歩手前だ。特に山間集落の交通手段は深刻な問題

だ。

*バス停までの距離○久住5㎞ ○井ノ原4㎞ ○舟場1㎞ ○中菅中央1㎞ ○下黒坂700㍍ ○漆原(福長)600㍍ ○津地600㍍ 

 ○久谷500㍍ これらの地区の交通確保が急務だ。デマンド方式(予約運 行)で現有小型バスを有効使用し高齢者の安心安全の確保が急務だ。


③官学連携事業の推進を唱えて来た。この町の健康・医療・福祉・農業・商業 観光など調査・分析・考察を大学の予算と頭脳を使い町が協力する。町の活 性化に取り込み、活性化の可能性を連携しないと町の元気作りは出来ない。