職員10名と連携事業所6名で多職種アプローチ
まずは、多職種で認知機能障害の影響による
Aさんの「できる」「できない」を確認👀
半側空間無視や注意障害(持続・転導性)、観念失行があり、箸の持ち直し、上手におかずが掴めない、
左前が食べれないことなどの「できない」こと、
そして、模倣、手指の巧妙性、嚥下を含めて、
たくさんのご本人が「できる」ことがわかりました
そして、認知症研究・研修東京センターの
「ひもときシート」を使って、
食事が食べれない要因や背景を本人視点で、
多職種で分析しました
ご本人として、
①認知機能障害により、「できないこと」が増えたことの影響をわかって欲しい
②私の体の状態や嗜好などを確認し、私にあった介護をして欲しい
③丁寧な言葉かけや対応等を含め統一したケアをして欲しい
④私の「できる活動や動作」に合った環境や道具を調整して欲しい担当
・・・などが分かり、それぞれの職種が協働しアプローチができました
アプローチの途中では、
形成評価も含めて多職種での
ミールラウンドを行いました
ご本人が気になる方なので💡
みんなで食べながら🍴、
ご本人の食事の風景の確認しました👀
・摂食嚥下スピード正常、時間55分間
・覚醒低下(SPO2が3%)左前残る
・適正エネルギー1,100kcal
・右横の職員の声や動作に反応できる
・箸は持ち直せない、スプーンでは難しい
・水分摂取が少ない 、姿勢が悪い・・・
実践に向けてたくさんのことがわかりました
介護職員はケアの実践をしながら、
評価前、評価中、評価後を含めて、
食事の時のご本人のアセスメントと、
それによるケアの変更を行いました
Aさんのことをみんなで理解し、
実践につなげることができました
グループホーム里山(愛媛県松山市)
https://profile.ameba.jp/me
TEL 089-976-2681
http://tobekotobuki.la.coocan.jp/satoyama.html
https://www.medica-site.com/shisetsu_detail.php?recid=260