一泊二日の鍛練会が終った。むし暑い日だったが、幸いに吟行中に雨は降らなかった。一日目の句会の後に少し日本酒を飲み過ぎて、二日目の句会の時には二日酔いという以外は概ねいい鍛練会だったように思う。しかしながら、だらしないことに寝床が変わると寝付けなくなった。若い時には山歩きが趣味だったので、何処でも眠ることができたのだが。温泉にも入らずに、酔った頭で二日目の句会の句を考えていたら、ますます眠れなくなった。

 句作の方はなるべく平凡な風景を選んで表面上は旅吟という感じにならないよう工夫してみた。そんな句が主宰の選に入ったので、考え方は間違っていなかったようである。

午後からは雨になりさう夏つばめ 弘

 こんな句。

薄暑の喜多方駅

 

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