昨日から『野火』六月号の校正を始めた。今日終らせる積り。校正をしていると、みんなの句がとても上手に思える時と、類想句ばかりで詰まらないと思う時がある。当然これは自分の精神状態に関わること。今回は前者。みんなの句とくらべて自分の句がとてもお粗末なように思えて、ちょっと自信を無くしている。でも、そんなことを思っていたら校正にならない。誤植、仮名遣いの間違い、文法からの逸脱など、鵜の目鷹の目にならなくては。

目薬に冬めく灯り校正室 小沢信男

花菱草

 

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