昨日は俳人協会埼玉県支部の俳句大会の打合せで、桶川市のさいたま文学館に行っていきた。野火ではその俳句大会の実行委員に私と恭子さんがなっている。その帰りの野田線。斜め前の席が空いたので恭子さんに坐ってもらおうと移動したとき、空いた席の隣に座っていた女性がいきなり席を立った。最初は降りるのかなと思ったが、どうやら私に席を譲ってくれたようだ。ちょっと戸惑ったが、観念して座らせてもらうことにした。どうやら見た目は立派な老人になったらしい。以前は地下鉄だったが、これで生涯二回目のことだ。

五月来る電車に席をゆずられて 弘

残花、余花。残花は晩春、余花は初夏の季語。

 

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