不要不急の外出ってどういうことだろう。今日は野火俳句会の会合で赤羽会館まで行ってきた。本来なら例年来週の土曜日に80人ほど集まる総会・新年祝賀会が行われるはずであったが、中止になったことを受け数人で今後の打合せをしたのだ。これは不要不急の外出に当るのだろうか。急がないどうでもいい用事なんて世の中にあるのだろうか。命に係わること以外の行動がが不要不急なら人間の行動はほとんどが不要不急だろう。楽しい事は不要不急なのだ。

予が風雅は、夏炉冬扇のごとし。 芭蕉

 早く句会を楽しみい。

白菜の翼をひとつずつ外す 月野ぽぽな

散るものへ胸襟ひらき冬の水 櫂未知子

角川俳句年鑑2021より

 こころが広々とするような冬の作品を探してみた。どうでもよいことを詠むとものの本質に迫れたりする。