この話は何度もします。

【職業:母親】

きのう、こんな相談をうけました。

なんか、子育てのことでさ。

子供が1歳半になるんだけど、子育てが死ぬほど辛いんだって。

生まれた当初から辛かったんだけど、
それがずっと変わんない、って。

辛いままだ、って。

ちかくにおじいちゃん、おばあちゃんはいなくて、
旦那さんは育児に協力的じゃないとか。

友達に相談したいんだけど、
嫁いできたばかりで周りに友達がいなくて。

で、これからどういう気持ちで子育てしたらいいですか?って。

この辛さはいつなくなりますか?って。

そう聞かれたの。

で、それにサトウさんが答えたんだけどね。

結論から言うと、あなたさ、
自分がどれだけすごいことをしているかに、気づいてない。

母親の仕事って、すごいの。

誰よりも尊いことをしてる。

なんか、どういうわけか世間では子供を育てことが
当たり前だと思われてる。

でも、全然当たり前じゃなくて、
あなたは凄いことをやってるんだよ、って。

それが答え。

あのね。

うちの双子。

愛と光が生後10ヶ月くらいの時かな。

サトウさんが丸一日、双子のお世話をしたことがあって。

サトウさんが双子のミルクを作って、
寝かせて、パンツかえて、泣いたら抱っこして、って。

今まで外で仕事してたから全く気づかなかったんだけど。

うちの奥さん、この10ヶ月間すごいことしてたんだなって。

それから子育てに積極的に参加させてもらうことになったんだけど。

今まで、わたしは外で命懸けで働いてるって。

そして、夢もあったからね。

世の中のためになる凄いことをするんだって。

わたしはそう思ってたの。

でもね。

世の中のお母さんたちに比べたら、私たち男の仕事なんて遊んでるようなもの。

ごめんなんだけど、大したことないよ。

キリストもブッダも子育てしてないから、
大したことない。

(笑)

たとえ、その人が世界を変えるような大きな仕事をしてたとしても、
たった一人の母親には絶対的にかなわない。

こんなことを言うと、世の中のお父さん達に怒られちゃうかもしれないけど。

子供を育てあげるお母さんってすごいんだよ、
って言いたいの。

当たり前じゃないんだよ?って。

今までさ。

男の私は子供を育て上げることなんて
当たり前っていう感覚がどこかにあったの。

だって、自分のお母さんも私を育ててくれて。

そのお母さんもおばあちゃんに育てられて、
って。

で、
『残念ながら私は子供を育て上げることができませんでした』

なんていう人いないよね。

特別な場合を除いてだよ。

子供を育てることが当たり前にできると
思ってた。

少なくとも私は、そう思ってたよ。

でも、違った。

子供を育てるって、すごいの。

母親の仕事ってさ。

想像を絶するよ、ホントに。

当たり前のように24時間労働、休憩なし、クリスマス、正月も働く。

睡眠時間もなし。

そして、お金に換算されない。

タダ働き。

完全不眠不休無給。

でさ、もっとすごいこと言うよ。

母親は子育てを当たり前にできる、
って世の中に認知されてること。

なので、お母さんは褒められない。

残念ながら誰からも褒められないの。

誰かに褒めてもらうために子育てしてるわけじゃないと思うけどね。

それでも外で働いてる私たちは、良い成績出したり。

何かのプロジェクトをやり遂げたりしたら、
みんなから拍手喝さい浴びる。

そうやって自己重要感を満たしてくれる。

すごいね!

すごいね!

よくやったね!って。

でも、
お母さんって
誰からも褒められない。

周りから当たり前だと思われてるから。

実は世の中で一番凄いことをしてるのに。

当たり前だと思われてることをひとりで黙々とやってる。

そして、

世間から当たり前だと思われてることに
気づいてるお母さんもいる。

それでも、黙々と我が子を育てる。

ホントにすごいんだよ。

お母さん達って。

どんな立派な人たちよりお母さん達にはかなわないよ。

なのでね。

もし、今子育てが辛かったら。

自分はすごいことをやってるんだって思ってください。

キリストより、ブッダよりすごい。

当然、大統領より、ビルゲイツよりすごい。

彼らも、たった一人の母親がいなかったら存在していないんだからさ。

自分のすごさに気づいてくれると嬉しいです。

きょうの話は以上です。

どうもありがとう。

サトウさん

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