1985年2月21日に生まれた。

産まれたときから、色黒らしい。

4、5歳の頃に髄膜炎って病気になった。
同じ学童に通ってた子は、それで障害を負ってた。

保育園の劇で大爆笑をつくったらしい。
両親には「もっちゃんは大きなカブだよ」って、くり返し言われた。

小学校では目立ちたがり屋だった。

通学路に屠殺場があって、ドブに豚の耳が落ちてた。
エリアによって、色んな人間がいた。

中学校ではカッコつけてた。
きっかけ一つで心を閉ざした。
彼女には振られた。

高校のときは、アトピーが酷くてゾンビみたいだった。

絶望は絶望を呼んで来たけど、踏みとどまった。
友達がいたのが救いだった。

高校を出たら、沖縄に逃げた。
特別じゃない自分なんて耐えられなかった。

お金を貯めてバンコクに飛んだ。

その前に筆下ろしと、包茎手術をした。

タイ、カンボジア、ベトナム、ラオス、インド・ゴア、オーストラリアを回った。

溜め込んだ欲望を使いまくった。

サイケデリックとアルコホリックに活路を見つけた。
バリ島のキノコでトリップして、おかしくなった。

帰ってきたら引きこもり。
人間に対する免疫がなくなってた。

22歳。

介護の仕事で社会に戻った。

音楽と大麻で、また踊りだした。

また旅が始まった。

愛知。
三重。
京都。
シャンバラ祭り。
ベルリン。
小豆島。
沖縄。
北海道。
和歌山。

MDMA、LSD、焼酎から日本酒、ウイスキー。

その間に3回引きこもった。

32歳。
結婚して、石川に落ち着くと思った。

名前が変わった。

息子が出来た。

離婚して、また戻った。

そして41歳。
大厄を迎えた。

間違いなく、今が一番幸せなんだ。