朝、ケモセラピー室に電話して好中球数を確認。
家事を済ませ昼前に出発。
夜中3時に目が覚め朝まで起きていたので、眠る気満々でケモセラピー室へ。
点滴中1時間程寝て目を覚ましたら、ステロイドからパクリタキセルに変わっていた。
点滴が終わってからもうつらうつらしていたが、外の冷たい風で一気に目が覚めバスポートまで歩いた。
バスに乗ったら又睡魔に襲われた。
『バスの中で寝てはいけない。』と暗示をかけたり
3秒だけ目を閉じて開けたり
ハンカチで目を拭き、眠たい訳ではなく目の調子が悪いんですと謎のアピールをしたりして
睡魔と闘っていたら
若い先住民の女性が「みんな、私一人で座りたいし席を空けて!」と叫びながら
お金も払わずに乗り込んで来た。
誰も移動する事なく前の方の空いていた席に彼女は座り、持っていた袋から服を出し
「この服、とても可愛い。」「私、ピンクが好きなの。」「早く着たいわぁ。」と一人大声で話していた。
暫くすると30代ぐらいの先住民カップルが乗ってきて一番後ろの席に座った。
私より前の席に座るピンク好きな女性と一番後ろに座ったカップルの女性が大声で話し始めた。
バスが動いているのも構わず買った服を見せたくなった女性が後ろへ歩き始め、
途中 バランスを崩して私の隣に着席。
直ぐに立ち上がり一番後ろの席へ。
二人は隣同士になっても大声で話し続け露骨に嫌な顔をして降りていく乗客もいた。
彼女たちのお陰で私の睡魔は吹っ飛んだ。
この強烈な睡魔は睡眠不足の所為もあるが、
ちぇじゅさんに教えていただいた『パクリタキセルにはビールの中瓶1本分のアルコールが入っているらしい。』の所為だと思う。
口から同じ量アルコール摂取してても、こんなに眠たくならへんのになぁ。