乳腺外科を受診して10日後、子供達が救急でお世話になった公立総合病院の放射線治療科から4日後に来院するようにと連絡があった。



予約時間の30分前に到着。総合病院の一角にがんセンターがあり、その一番奥に放射線治療科があった。


何度もがんセンターの前を通っていたのに全く気づいていなかった。


中で待っている人皆、何らかのガンだと思うと不思議な気がし、私より若そうな人は見当たらなかったのでホッとした。



一時間後、優しそうな女性ドクターに名前を呼ばれた。


手術した日、腫瘍科での治療を確認され


・手術、抗がん剤としてきて放射線治療が最後の治療になる。

・乳房全摘をしてから半年になるので早く放射線治療をした方が良い。

・ハーセプチンと同時にする事が出来る。

・月曜日から金曜日まで週5日、6週間行う。

・副作用は疲れやすくなる。やけどのように赤くなる。黒くなる。ひきつれる。1%の確率でリンパ浮腫が起こる。等 と言われた。 



「質問は?」と優しく聞かれ、乳腺外科で疑問に思った事を聞いた。


「7つリンパ節をとって2つにガン細胞があったと聞きました。抗がん剤で全てやっつけられなかったって事ですか?」と聞くと


「そうよ。だから放射線治療するのよ。あなたの外科医が悪い訳ではない。彼女は最善を尽くしたから」とドクター。




「腫瘍科のドクターからリンパ節郭清の結果でT-dm1(カドサイラ)にすると聞いてます。T-dm1と放射線治療は一緒に出来ないのですか?」と聞くと


「T-dm1は新しい薬なので放射線治療と一緒に使ったら、どんな副作用が出るのか分かっていないので使えない。あなたの腫瘍科ドクターと相談する事になる。」と。




次回は治療の準備をする為に

・IDの為に顔写真を撮る。

・何処にどれだけ照射するか調べる為に検査。

・照射時の呼吸法の練習。

・体に消えないインク(タトゥーと言われた)で3つホクロぐらいの点を書く。

と言われた。



連絡があってから放射線治療について調べた。


呼吸法? タトゥー? そんなん出てこおへんかったんやけど…