「叫ぶ前に、自分の足元で糸を切れば良かったと思う。」
息子の答えから気付かされたこととは、
私も仕事で全く同じように考えていたとうことです。
私は小売業に勤めております。
昨年からの世界同時不況の影響で売上がどんどん減少している状況です。
売上を回復させるための企画を立案していく立場でしたが、外的要因があまりに悪く、為す術もないように感じていました。
しかし、このままの売上が続けば、パートさんや派遣社員の人を切らなければならなくなります。
私の頭の中にあるのは「少ないお客様を如何にして競合他店から当店に来てもらうか」だけ。
要するに競合他店を出し抜いて、自分のところだけ生き残ろうと考えていました。そして実行をしていました。
それで、売上が上手く回復したかというと、やらないよりは良いかという程度でしかありませんでした。
結果が伴わないのはあたり前ですね、
お客様のことを考えず、自分が生き残ることしか考えてなかったのですから、
まさに私は「カンタダ」だったのです。
それから考え方を昔(1年前)にもどし「お客様に喜んでいただける」をモットーに努力しています。
売上はまだまだですが、いずれ回復することを信じています。
店舗の雰囲気がまた元のように少しづつですが明るくなってきたことが何より嬉しいです。
このことに気付かせてくれた息子に感謝!
親子の気持ちや考えは、思いもよらないところで繋がっているのかもしれません。