ぼくたちはこの街じゃ夜更かしの好きなフクロウ
失恋しても片脚で踏ん張るフラミンゴ
遠慮しすぎのメガネザル
蛇に睨まれたアマガエル
ライオンや豹に頭下げてばかりいるハイエナ
見てごらん
よく似ているだろう誰かさんと
ほらご覧
吠えてばかりいる素直な君と
ほらね
そっくりな猿が僕を指さしてる
きっとどこか似ているんだ
僕と君のように
愛をください
愛をください
愛をください
愛をください
ZOO
ZOO
当時20代の私の心を揺さぶった
名曲
「ZOO」
蓮井朱夏
(菅野美穂さんが歌手としてデビュー)
世界の辻仁成氏が作詞作曲され
しかもご本人の歌声原曲あり。
私は当時
菅野美穂に恋していた。
そして
小説を書いた
辻仁成にも。
時を経て
現在も私はこの方々に好意を
勝手に抱いてる
あの頃
アタイは若かった
(時既に20代だが)
荒くれ者で
ほらそこの呑んだくれ
飲みすぎなあの娘を助けて
そのくらいに
荒んでいた。
まったく必要のない
酸素ボンベとか取り寄せて
異常性ヤバかった
は
ハンズー
東急恥んずーーーかしい!!
Σ(|||▽||| )
10代じゃなくて20代というところにも
幼稚さが表れてる。。
中学生から蕎麦屋でアルバイト
高校生では一人暮らし
その後
AV
ストリッパー
当時の風俗新聞マンゾクの年末特別号で
トップ見出し
それがアタイ
アタイはそうやってできている。
それでも
案外誰かの役には立てたのかもしれない
お客様からは
忘れられてるかもしれないけど
アタイは案外20年前のお客様も未だに覚えてるし
今でも時々思い出す。
しかし図に乗り始めた10代の終わりから
我を見失った20代前半
周りが悪い
世間が悪い
天狗になった私という人間は
堕ちていった
そこから立ち直るのに
何年の時間をかけたことか。
そして40代になって
弱っていたところに
今度は付け込まれた
あいつが悪い
アイツらが悪い
でもさ、違うんだよね
自分が悪い。
弱さを見せたのも隙をみせたのも
誰のせいにもしない。
なぜなら
自分の意思でなるべくして成った。
今、一人でいると
恐ろしくて身震いしてしまう
街中で電車内で家の中で
息を潜めて
いつ、殴られるのか
いつ、やってくるのか
本当に大切なのは
護らなければいけない
私の子ども
今
私は
ひとり。
だから
たまに
今も
私は泣いてる
いおりんりんご
