こんばんは🌃
先日、相模原市で悲しい事件があった。
15歳の少年の件。
家庭内って密室だし他人からは
分からないことがたくさんあるもんね🥺
なにがあったのか分からないけど
家族内でそれぞれどんな思い抱えていたんだろう
考えると切ないや
この事件をニュースで知り以前読んだ小説が頭に浮かんだ。
貫井徳郎さんの著書
「空白の叫び」
⬆️Amazonよりお借りしました。
この小説、単行本だと本自体も重けりゃ
内容も超がつくほど重かった。
まったく異なる少年それぞれ3人が
様々な理由で「人を殺め」てしまい
同じ中等少年院にたまたま同時期に入院。
中等少年院でのリンチがまた凄惨で酷い。
「なぜ、こうなった!?」と
それこそ空白に向かって叫びたかった。
本に感情移入したときの
自分の心の揺れが不安で
手に取ってから実際に読み始めるまで5年ほどかかった。(長っ)
少年院から退院して罪が終わったわけじゃない。
いつになったら人間として生きることができるようになるのか赦されることなどあるのか
心の襞に辛く迫る内容とは反対に
ページを捲る手がなぜか進むという現象あり。
(あるよね〜)
少年たちの心情、被害者の方々の考え
互いの家族の今までとこれからに至るまで
とにかく重たく苦しかった。
相模原市の事件ですぐにこの本が頭に浮かんだ。
あらためて小説家の頭の中って
すごいなぁって思った。
(自分の語彙力低ｯ)
いおりんりんご🍎