ピアノとフォルテのソナタ

G.ガブリエリの作品

音楽史的に非常に重要な作品であり、現代においても演奏頻度が高く、さらに、中高生のアンサンブルコンテストの定番でもある。

気難しい(`_´)

こーゆーのって、専門的に書こうとするとめちゃくちゃ難しい文章になる。

ポリフォニーだとか、何とか楽派だとか、それだけで説明にかなりの文字数を要する感じに…。

ま、なんせ、16世紀のイタリアの教会音楽ですわ(((^^;)

当時、まだ音楽的な効果を考えた『強弱』の観念が薄く、この曲はそれを示したごく初期の作品。

題名の通り、小さい音の部分と大きい音の部分の対比が明確な音楽。

楽譜を見ただけだと、

なんじゃこのつまらん曲は(`_´)

ってなる(((^^;)

だって、白玉ばっかだもん(((^^;)

一度やってみ、めちゃくちゃ難しくて、でもある程度出来るようになると、とんどもなく面白いから(^O^)

なんせ白玉ばっかって言うわけで、ほとんどロングトーン。しかも冒頭のトランペットがすでにそうだが、とにかく小さい音を安定して出せないと話しにならない。

アンサンブルコンテストの演奏では、ほとんど

『メゾピアノとメゾフォルテのソナタ』

になってたりする。

(((^^;)

さて、今では金管8重奏として様々な楽器編成で演奏されるが、一応基本的な楽器指定はあるらしい。

コルネット(と言っても現在のものではない)1本、トロンボーン3本

これが第一クワイヤ

クワイヤってなんだ(`_´)

元々は、大聖堂の座席のひとつの『区域』のことだそうだが、ここでは、祭壇を囲んだ聖歌隊の輪を意味する。

だそうです(((^^;)

続けて。

ヴァイオリン1本、トロンボーン3本

これが第二クワイヤ

(゚ □゚;)

ヴァイオリン(((・・;)

そう、ヴァイオリンなんだよ(((^^;)

金管8重奏の演奏に慣れてしまった自分には非常に違和感のある音だけど、ま、聴いていくとそれが良くなるのかな(((^^;)

教会で聴いてみたいもんだ。

さて、

自分もこの曲を何度も演奏してる。

高校の時は、

Tp2、Hr1、Euph1が第一クワイヤ

Hr1、Tb2、Tuba1で第二クワイヤ


ま、わりと普通の編成(((^^;)


大学では、

Tp2、Tb2が第一クワイヤ

Hr2、Euph2、Tuba1が第二クワイヤ

直管楽器とそうでない楽器の対比にしたり、

Tp2、Tb2を第一クワイヤ

Tb3、Tuba1を第二クワイヤ。

めちゃくちゃ直線的だけど、教会ならこれかな?と思うような音に。

勝手にアレンジして、

バリ・チューバ8重奏にしてみたり。

正直、

気持ち悪い(((^^;)

もこ~もこ~、も~こ~も~こ~

って音楽になる

(((^^;)


このぐらいの時期の音楽って、どうにでも出来る可能性がある。

なんせ、サックスやユーフォなんてまだこの世に存在しないわけで、チューバだってルーツ的にはあったと思うけど、まだ蛇みたいな形をしてる時代だし、おそらく、ホルンもそんなに多用されてる時代じゃない。

楽譜の指定にとらわれず、いろんな可能性を試してみて欲しい。

だって、第二クワイヤの頭が元々ヴァイオリンだったわけで、そこにサックス入れたってなんの問題もないと思うしね(((^^;)

めちゃくちゃな編成でも、

結構いい音するかもよ(((^^;)

ドッドッドッシッラー(ドッドッドッシッラー)

ドッシーシラーラソーソファー(ドッシーシラーラソーソファー)

問題です!!

ジャガジャン!!

さて、この続きは?

で、わかる人はおそらく金管奏者だね(((^^;)

夏にもちょっと書いたけど、この第7旋法…

アンサンブルコンテストの金管8重奏における、誰も疑わないNo.1の定番曲。


序盤にがぶりより…


違う(`_´)


ジョヴァンニ・ガブリエリの作品。

(゚ □゚;)

さて、何でまたこの曲を?

この曲、今シーズン二回アンコンを聴きに行って、三回聴いた。

で、

この曲の編成って、出版されてる楽譜、ロバートキングのものは、編成をめちゃくちゃ曖昧かつ融通がきくようにしてある。

ま、基本的には

Tp4、Tb4

になってるんだが…。

ま、さらに、時代的にEuphやTubaなんてない時代、さらに直管で揃えるのはわからんではないんだが…、

自分に言わせると、この曲の一番下のパート、もっと言えば、両クワイヤの一番下のパートをTbに吹かせるのは明らかに不自然だと思うんだよね。

と思わない?

だって、まずTbが吹くための楽譜に見える?

おそらく最初からTbの為に書いたものなら、あの随所に出てくる16分音符は何?

って思わない?

この頃のこのタイプのアンサンブルには、金管の中にヴァイオリン的な弦楽器が入ったり、低音には『バッソ』と呼ばれる小型チューバというか、Euphの前の楽器と言うか、ベースラインを担当する楽器が使われることがよくあった。

はず(((^^;)

多分そういうので吹いてたんじゃないのかね?

なんで突然こういう事を言うかというと、

今回聴いた3つの団体、一応全部県大会に出場してるんだが、その一番下のパートが全く機能してないわけよ。

機能してないとか言うより、低音の鳴らし方がよくわかってないのか、

ほぼ聴こえない(((^^;)

さらに、誰も細かい動きをまともに吹けてない。

相当上手いバストロが2人いるとかなら直管で揃えるのも良いと思うが、低音が上手く鳴らないTbで、わざわざこの曲を演奏する意味があるのかと…。

確かに、このパートをEuphに吹かせると、音がややぼやけたり、タイミングも取りにくくなるかとは思うが、自分としては鳴らない低音を鳴らさせるよりは、Euphに固い音を出させるほうが正解だと思う。

だって最悪、重要な細かい動きが全く聴こえないってことはないしね。

さらにトゥッティで音を響かせることに関しては、間違いなくその方が綺麗に響く。

学校に『バリトン』があればバリトンが良いかな?

さらに上手いTubaがいれば、第2クワイヤの一番下を、音はかなり高くなるがTubaが担当すれば響きはさらに良くなる。

この時代の曲は、さっきも書いた通り、編成はめちゃくちゃ曖昧。どうにでもなる。

にもかかわらず、

第7旋法はTp4、Tb4

と決めてかかってるように感じるのが気に入らない(`_´)

昔と今では、演奏する場所やシチュエーションも違う。さらに楽器も違う。

もっといろんな可能性を試してみて欲しい。

確かに直管が8本並ぶとカッコいいけど、それよりも、

自分たちの学校に合った編成を考えて、一番良い音がする編成で演奏すべきだと、今回のコンテストでおもひける。

(((^^;)
第7旋法によるカンツォンNo.2

G.ガブリエリの作品。



第7旋法ってなんだっ(`_´)

それを説明すると、それだけで何千文字になるので、知りたい方は『教会旋法』で検索してみて下さいm(__)m

まず旋法の名前で驚く。詳しくは知らないが、多分第7旋法は『ミクソリディア旋法』

ミ、ミクソリディア(((^^;)

って思うでしょ?

他にも、ドリア旋法とかヒポミクソリデイア旋法とか(((^^;)

今ではもう何も思わないが、高校の時は『ヒポ』で、カバを想像して爆笑したりしてた(((^^;)

ま、とにかく教会旋法のひとつです。

何故だか知らないが、昔からアンサンブルコンテストの金管8重奏と言えばこの曲。

的な感じがある。

間違いなく一番の定番曲。

前に書いたピアノとフォルテのソナタと同じく、2つのクワイヤがお互いに呼応する形の曲。

ドドドシラ(ドドドシラ)

ドシーシラーラソーソファ(ドシーシラーラソーソファ)

て言うと、よく知ってる人ならまたまた上の句下の句的に、

ドッドドドドドッファファー(ファファファファファッファッ)

って言うね(((^^;)

カッコ外を第1クワイヤ、カッコ内を第2クワイヤが演奏する。

金管アンサンブルでの編成は、

Tp4、Tb4

全部直管楽器で演奏するのが基本。

しかし、出てる楽譜が編成をあいまいにしてくれてるので、いろんなヴァリエーションで演奏出来る非常に使い易い曲。

しかしなんだろうね、自分として、G.ガブリエリの曲の中では特に良い曲だとは思わないんだけど…。

と言ってはいるが自分も高校の時に演奏した(((^^;)

このブログをここまで読んでる方々はおそらく吹奏楽の関係者の方々だと思うので、多分知ってますね?

じゃあ、

とりあえず、

第7旋法のNo.1ってのは聴いたことありますかね?

自分の感覚だとNo.1の方が圧倒的にドラマチックないい曲なんだけど、何か流行らないんだな(((^^;)

さらに、

自分として好きなのは、

第12旋法のカンツォン

カンツォン第8番

技術的にはものごっつい難しいけど、すごくドラマチックな曲。

youtubeで聴く場合、日本語で入力するとほとんど曲が出てこない。

が、

ただ『caozon』とか『Gabrieli』と入力するとやまほど出てくる。

しかも、金管アンサンブルだけじゃなく、おそらくオリジナル編成であろう、ヴァイオリン的な弦楽器が入った編成とか、トロンボーンアンサンブルとか、何か聴いたことのないサウンドのものが…。

現代の金管アンサンブルの演奏は、ガブリエリの時代のカンツォンの観念とはかけ離れてるとの批判もある。

当時はそんな華々しい音楽として演奏されてたものではない。

しかし、現代の金管楽器はやっぱり華々しい音で演奏するのが当たり前。

とか考えだすと、はてしない迷路に迷いこむ。

考え過ぎず、自然のままに…。

学生は学生らしく、元気に演奏してほしいもんです(((^^;)


心に残る冬の名曲。

第7旋法によるカンツォンNo.2  

(((^^;)