佐藤です。
よく「女性とどう会話していいかわかりません。どう返したらいいのでしょうか?」という相談を受けます。
男性は会話が苦手な方が多いですよね。
では、何故会話が苦手なのでしょうか?
結論から言ってしまうと「相手の気持ちを無視して論理的解決を行おうとするから」です。
あなたはタスク志向とヒューマン志向という考え方をご存知でしょうか?
タスク志向とは問題解決を重視した考え方で、解決に対して効率を重視します。
ヒューマン志向とは人間関係を重視した考え方で、解決に対して人の気持ちを重視します。
たとえば、前の会社で営業の成績がトップだったコミュニケーションの上手な新入社員のAくんがいるとします。
彼はまだ一度もやったことのないデザインの仕事にチャレンジしてみたいと思っている。
あなたがそこの会社の部長だとして、彼にどちらの仕事をやらせるでしょうか?
A:営業の仕事
B:デザインの仕事
多くの人がAを選んだのではないでしょうか?
というか、普通に考えればAを選びますよね。
もし彼が営業の仕事が嫌で前の仕事を辞めたのであれば、とりあえずはデザインの仕事をやらせてあげるべきだと思いますが、会社は遊びではありませんから、会社の売り上げを考えるとAくんには営業の仕事をやってもらいたいと思って当然です。
もちろん、ここらへんはどれだけ上手に説得できるかなどの要素もある為、一概には何とも言えませんが、タスク志向が間違いだとは言いません。
ですが。
これが女性との関係となると話は変わってきます。
女性とは仕事での関係ではありませんよね?
プライベートの関係です。
損得とか効率とかを考えるべきではありません。
気持ちを優先してあげるべきなのです。
たとえばあなたが小学生の頃に遊園地に行きたかったとして、父親にお願いしたら「遊園地は非効率だ。勉強にも役立つ科学館にしよう」と言って遊園地には連れて行ってもらえずに科学館に連れていかれたらどう感じるでしょうか?
「勉強は頑張るから、たまのお出かけくらい好きなところに連れて行ってほかった」と思いませんか?
それと同じで、女性が何かの考えや意図をもってあなたに話しかけているのに、あなたは効率や解決という視点で回答すると、「そういうつもりじゃないのに…」と嫌な気持ちになってしまいます。
わかりやすい一例を挙げるとすれば、最近私が彼女とデートでエビを食べた時の事。
私がの殻をナイフとフォークではぎ取って食べている時、エビのしっぽの部分の身が上手く取れずに少しだけ残ってしまい、「あ~。少しだけ残ってしもた…(綺麗にとりたかった)」と言うと、彼女は「エビのしっぽの部分の殻は食べられるらしいよ」と言ってきました。
さぁ、ここであなたなら何と考えるでしょうか?
自分の気持ちで考えるのであれば、「殻は食べたくないから取ろうとしてるんだよ」と言うでしょう。
論理的に考える人であれば「食べられるかどうかで定義するなら、エビの殻は食べようと思えば全部食べられるよ?何も尾の部分に限ったことじゃない」と言うかもしれません。
ですが、どちらにせよ、相手からすればそう言われても良い気持ちにはなりませんよね。
彼女は私が「尾を食べたいみたいだから丸ごと食べれることを教えてあげよう」と思って言ってくれたのであり、彼女の優しさから来ている言葉です。
だからそこで返す言葉は「食べれないよ」「それ間違ってるよ」というような相手を否定する言葉や言い方ではなく「そうなんだ。彼女は物知りだね。でも、殻は食べたくないから、頑張って身だけ取るね」というような相手の心遣いに配慮した言葉使いで伝えるべきなのです。
女性との会話に困った時、相手の立場に立ち、相手の気持ちになって考えてみてください。
相手があなたに何を伝えたいのか?
その発言に含まれた気持ちがわかれば、正しい回答はおのずと見えてくるでしょう。
佐藤