複利とは?
資産運用について学ぶとまず聞く言葉ではないでしょうか。
『利息に利息が付いていく』『時間の経過でお金が雪だるま式に増えていく』
と言った良いイメージの言葉を聞くことが多いかとおもいます
しかし複利はマイナス効果も大きいようです
借金をして借金が雪だるま式に増えていく、と言う話ではありません。
「お金を複利で増やしていこうと思っても複利で減っていく」と言う現象です
この様なイメージです
当初100だった資産が10%づつ上げたり下げたりして行くとこの様になります。
10%づつの変動なので、資産額は変わらなそうですが、徐々に減って行っているのが分かります。
これが『複利の負の効果』ですね
毎年10%づつ上げていくのであれば2次曲線で増えていくのでしょうけど、実際は上げたり下げたりするので10%づつの変動であれば上記の様な値動きになります
つまり10%下がった時には10%以上の上げ幅が無いと元にも戻らないという事ですね
下落が大きくて50%下がった時はどうでしょうか?
100が50になった時、50を100にするためには資産を倍にしないと元に戻りません
50%の下落時後元に戻すためには100%の上昇が必要になるのです
恐ろしい
なので、投資で大切なのは
いかに資産を減らさずに運用を続けるか
ではないでしょうか?
そのために『債券』の存在が非常に大きいと思うのですが、投資仲間にこの話をしても響かないんですよ
「そうは言ってもSP500とかMSCIの指数は上昇していくから気にしなくてもいんじゃね❓」
みたいな感じです
リーマン並みの下落が来た時に耐えられるメンタルがあるのか???
ガチホするにしても下がらないに越したことは無いと思うんだけどなー。