相談業務をしていると
先の事を考える事ができなくなっているのか、明らかに本人の意向を聞き入れると生活が成り立たないのが明らかな方がいる。こちらとしても、他にいい方法が有り助言し、説得するが、なかなかこちらの思う通りにはいかない。
当たり前のことだけど、自分の事は自分で決めるのは当たり前だし、誰だって指図されたくないし、自分の考えを否定されたくない。明らかに間違っていても、やはり自分が一番正しいと思うのは自然なことだと思う。
では、どうすれば良いか考える。
思うことは、やはり『ラポール』絶対的な信頼関係だと思う。その信頼関係の深さによってこちら側の話を受け入れるかどうかが決まってくる。
そうなると、常日頃から、コミュニケーションを大切にし、どれだけ相手に信頼してもらえるかが鍵になると考える。
『この人がこう言ってくれるんだから信じてみよう』と相手に思ってもらえるかが、やはり一番大事で一番重要なことだと思う。どれだけ相手のことを思って行動できるかですね。
相手（相談者または利用者さん）がカチンコチンに凍っているアイスクリーム。援助者がスプーン。に例えると、
アイスが溶けるまで待つスプーン。熱意を持った熱々なスプーン。大きいスプーン、小さいスプーン。援助者の個性、考え、熱意、性格、性別、色々なスプーンがあるんだなと気付かされます。
カチンコチンに凍っているアイスクリームにスプーンとしてどう介入するか毎回悩まされるスプーンでした。