何から書いて良いのか…長文なのでお時間がある時にどうぞ…
普通長女の入学式の日のブログは桜色のただただ幸せな1日になる筈なんだろうけど…
良くも悪くも一生忘れられない1日でした
気を取り直して…
昨日4/5は我が家の長女の小学校の入学式にでした。案内には09:30迄に教室に入ってくださいと書いてあります。
こうした時、奥さんと僕の間には小さな揉め事が起こりがちです。
大切な日だから余裕を持って行動したい僕と時間までに間に合えばいいと思う奥さんと。
長女の晴れの舞台、少しでも変な雰囲気にしたくないので僕が我慢していました。相変わらず時間ギリギリまでのんびりして直前になって慌てて支度する奥さん。いつも通りです
移動は車でした。
のんびり準備を見てイライラしたくなかったので先に車に乗ってナビを設定したりして待っていたところ案の定、出発ギリギリ時間。
でもようやく出発出来て一安心で余裕なフリして少し飛ばし気味に車を走らせます。
長女の小学校の最寄りのインターを降りる直前に奥さんがデカイ声で…
「ランドセル忘れた!」
「はぁ⁉︎」
「パパ急いで取りに帰って!私たちはタクシーで行くから!」
一体この星の小学校はいつからランドセルなしで通う事になったのでしょうか
しかもランドセルって小学校に上がる時の一番メモリアルなアイテムではなかろうか
インター降りてすぐの駅で車を止め、タクシーに奥さんと長女を乗せて僕は慌ててとんぼ返りでランドセルを取って改めて学校へ…
ランドセルを取りに帰る道中、奥さんから掛かってきた電話の指示は…
「体育館脇からこっそり入れ」と。
闘病中に一緒に受験勉強を頑張った長女の晴れの舞台はどうしても見たかったので駐車場から体育館まで荷物をたくさん抱えて走りました何せ手術で片肺なもんで焦って走ると超苦しいです
間に合った
がっ、しかし体育館横の侵入路には新入生(無論長女もいた…)が入場前の待機しています。
同じく緊張されている新入生の担任の先生方からもとても冷たい視線を浴びつつ指示通り無理やり体育館横から侵入。
イメージでは遅れてスンマセン的にこっそり侵入する筈が体育館脇って先生方が勢揃い座ってるやん‼️その前を大荷物抱えてこっそり移動じゃないやん‼️
それだけではありません
体育館の扉はなんであんな仰々しく重々しくデカい音なんでしょう
式の始まり前の静粛を打ち砕く大きな音に皆さんの目線は全て僕に注がれています
そして極め付けの悲劇が
よりによって奥さんが僕のiPhoneを鳴らしやがりました
それはそれはバカでかい音で鳴り響きました
体育館一杯の来賓の方々、在校生、先生方、新入生の父兄の皆様の熱い(冷ややかな)視線を一身に浴び、慌てふためいた僕はスマホを止める手も覚束かずなんとか音を止めて父兄席に小走りしていたところにしつこく2回目の着信音
またまた奥さんからです
2度もiPhone鳴らすなよ
空気読めよ
1回目の着信に慌てた僕は電話を切るだけで精一杯でマナーモードにまで出来ず、2度目もiPhone特有の着信音が鳴り響きます
皆さん、覚えておいて下さい!
式典前の独特の静けさの体育館にiPhoneの着信音はこの世の物とは思えない程、大きく雄弁に鳴り響きます
そう、あたかも「ここに大切な子供の入学式に遅刻して(スマホの電源を切り忘れる)間抜けなパパがいますよ‼️」と…
しかもご丁寧に先生に追っかけられて「マナーモードにして下さい」とちゃんと叱られてしまいました
衆人監視の中で…
晒し者…
奥さんとは暫く会話になりません。
息も胸も苦しいです
このまま火球かなんか近くに落下してくんないかな
早く終わってしまえ
晒し者の気持ちは喜び半分、後はアルゼンチンかブラジルまで穴を掘って入りたい気持ち半分。
とてもワサワサした忘れられない入学式になりました
余談ですがこの学校の入学試験は親子面接があるのですが、次女も同じ学校に入学させたい奥さんは常々、「〇〇ちゃんが受かるまでは大人しく目立たないようにしてるんだ」と、どんだけ自意識過剰なのかわからん事を良く言うのですが、僕も大人なんで「誰も見とらんがな!」と突っ込む事もなく「ホントそうだよねぇ」とサラッ流していたのですが、今日で学年一有名な夫婦としてロケット🚀スタートを決めてやったぜ‼️ってなもんです
しかしまぁ大切な長女の記念日。
鋼鉄の意思の力で気持ちを立て直しお昼はつくばに戻って行きつけのお寿司屋さんで3人でお祝い🎉
(午前中の出来事は全自動洗濯機でサクッと洗い流しましたってな顔で高めのお寿司屋さんでも一人だけ自分の握り以外にもサイドメニューで貝づくしを頼むメンタルタフネスな奥さん)
ところで僕はサラリーマン特有の期末期初の忙しさに忙殺されて少し体調を崩していました。
仕事柄自社、お客様の偉い方々の予定に左右されるのでこの時期自己都合で病院に行く時間が取れませんでした。
夜と明け方はしつこい咳と痰に悩みましたがそこは女優なので昼間は割と収まっており、休む事なく働いていました
しかし免疫力はおちてるんですかね
お祝いした後、次女を迎えに行く迄時間があったので行きつけの呼吸器内科に行ったところなんと
「肺炎です。」
来週から長女の登校が始まるので入院は絶対出来ないことなど切々と訴えてなんとか点滴治療で帰して貰うことに。
月曜日、長女を学校に送ったらすぐ病院に逆戻りして再検査してもらうことに
今年ピカピカの一年生になった子供を持つ親は何人いてその内その日に肺炎になったパパは何人いるんだろう…
新一年生の数は約100万人。自動的パパも大凡100万人。(双子ちゃんとかはご愛嬌で)
肺炎の罹患者は年10万人中80人程度なので新入生の親からすると年間約800人相当。
しかし肺炎の40代の罹患率は約10%なのでやはり80人。
80人/365日で割ると0.22人/日という事で1日1人に満たない確率なのかなと…
0.22人に入学式の日にランドセルを取りに帰らせれたパパの数を掛けると…
多分色々間違ってるんだろうけどどうでもいい気がしてきました…