旅ブロガー、吉本新喜劇の佐藤太一郎です!

日本47都道府県制覇、海外もアジアを中心にあちこち一人旅している僕が、瀬戸内海に浮かぶ芸術の島をレビューします。

リンクも貼っておきますので、詳細はウェブサイトでご確認下さい。

瀬戸内海に浮かぶ、「芸術の島」ってご存知ですか?アートの聖地、直島。


瀬戸内海には、直島、豊島、女木島、男木島、小豆島、大島、犬島、沙弥島、本島、高見島、粟島、伊吹島など、大小様々な島が浮かんでいます。

2010年から3年毎に、瀬戸内海の島々を舞台に、瀬戸内国際芸術祭という現代美術の国際芸術祭が開催されています。


上記の島々に加え、高松港周辺、宇野港周辺も、瀬戸内国際芸術祭に含まれていて、島のあちこちに、アート作品が、自然と調和するように展示されています。



地中美術館は、安藤忠雄さんの建築で、その名の通り、地中に建てられた美術館です。
コンクリート、鉄、ガラス、木を使用し、デザインを極限まで切りつめて設計されています。
無機質なのに、どこか温もりを感じます。
館内には、クロード・モネ、ジェームズ・タレル、ウォルター・デ・マリアの作品が恒久設置されています。



その他にも、直島には、李禹煥美術館やベネッセハウス ミュージアム、それに家プロジェクトなど、1日では全部見て回れないほど、たくさんのアート作品が公開されています。

これらの作品は、瀬戸内国際芸術祭の期間以外でも見ることができます。


直島は、ヨーロッパでも人気が高く、たくさんの観光客がやってきます。

とくに瀬戸内国際芸術祭の期間中は、フェリーが満席で席が取れないほどの盛況ぶりでした。

初めて直島に行った時、フェリーの中でホテルの予約をしようとしたのですが、どこもいっぱいで予約が取れませんでした。

どうしよう。

このままでは野宿になってしまう。
そんな不安が頭をよぎった時に、一軒のゲストハウスに電話が繋がりました。
ベッドが一つだけ空いているとのこと。

ゲストハウスというのは、素泊まりの民宿のような宿泊施設で、一部屋に二段ベットがいくつかあり、それぞれのベッドは、薄いカーテンで仕切られています。

僕はそれまでゲストハウスに宿泊したことがなかったので、知らない人と同室ということに、正直抵抗感がありました。
でも、野宿するよりはマシだと思い、そこに泊まることにしました。


芸術の島ということもあり、宿泊客は芸大生や美大生、それに工業デザイナーなど、アーティスト気質な人が多く、すぐに打ち解けることができました。


みんなで酒を飲み、旅について語り合う。

こんなにも楽しい時間があったのか!
この旅で、僕の旅の世界が大きく広がりました。



翌日、昨日出会ったばかりの宿泊客数人で、豊島へ移動しました。

豊島は直島よりも自然に囲まれていて、より一層自然とアートの調和を感じることができる島でした。

豊島美術館心臓音のアーカイブ、横尾美術館など、豊島にも絶対に見て、いや、感じてもらいたいアートがたくさんあります。

僕が今まで行った中で、一番好きな美術館が豊島美術館です!


豊島美術館や地中美術館は、作品だけではなく、空間を感じるアート。

僕の中の美術館の既成概念を破壊してくれました。

豊島美術館は、まるで母親の胎内にいるような、宇宙空間にいるような、無機質なのに、命の誕生を感じるような不思議な空間でした。

あなたも芸術の島々を体感してみませんか?

この旅ブログが、あなたの旅のお役に立てたら嬉しいです。

フォロー、コメント、いいね、よろしくお願いします。