昨日は | Spieler Tagebuch

昨日は

あんなに天気が良かったのに、今日起きたら雪が積もってました。トレーニングはないと、決め付けて予定通り「キックのフォーム」について書きます。

今回は「これ」というのではなく、キック全般に通じるフォームについて思ったことを書きます。

サッカー、フットサルをしているみなさんは1度はサッカーの本で「○○キックの蹴り方」を読んだことがあると思います。だいたい

ボールを良く見る
助走はまっすぐ(斜めから)
軸足はボールの真横(少し手前)に踏み込む
軸足のつま先は蹴りたい方向に向ける
蹴った後のフォロースルーをしっかり

というような感じでかいてありますよね。
確かにすべて正しい。しかし気になることが1つありませんか??

それは、書いてあるのはすべて「下半身」についてです。
稀に「上半身」について書いてあるのもありますが、特に詳しく書いてあるわけでもなく、「重心」についてくらいしか見たことないです。
前回話した「逆側が大事」の法則と照らし合わせると、確かに「蹴り足」より「軸足」を重要視しているのはわかります。しかし「下半身」に対する「上半身」の説明がほとんどないですよね。オレは最近「上半身」の重要性を痛感しました。

強いチームでのアップの時、「手を後ろで組んでのミニゲーム」をやったんです。「手を離したら相手ボール」。やってみるとわかると思いますが、ものすごくやりづらい!!上の項目を守れば問題ないと思ってたのに・・・。それからオレはテレビやCMなどでプロの選手のキックの「上半身」に注目するようになりました。ほとんど全てのプレーヤーに共通すること。それは「腕を回している」ということです。ロベルト・バッジョのキック、ベッカムのフリーキック、ビエリのシュート、ジダンのキック、日本対ドイツ戦のバラックのゴール。腕を回す方向、大きさには個人差がありますが、みんな確実に回してます。大体の人は後ろに回してますね。バッジョは比較的小さく回します。肩の辺りから後ろへ。ベッカムのフリーキックはわかりやすいですよね。

これはただ単に回せばいいってわけではなく、どちらかというと肩を回す感じですかね・・・。これによって胸が開いて上半身と下半身が上手く連動してフォームが安定する。結果としてキックが安定するのでは・・・?と思います。
蹴る時に胸だけ開くってのは難しいので、それを助けるために腕を回しているのでは?と思います。

試しにボールを蹴る時に「腕を回す」ってのと「上半身と下半身の連動」を意識してみてください。そして蹴るのではなく、蹴り足をボールに「当てる」!!
上半身と下半身がしっかり「連動」していればボールに足を「当てるだけ」で十分スピードがあって威力のあるボールが蹴れると思います。振り抜かなくてOKです!!あとは、キックの種類によって当てる足の部分を変えればいいだけです。
オレはこれを実践して、ロングキックの精度が上がり、難しい体勢からでもわりといいボールが蹴れるようになりました。キックの精度で悩んでいる人、「下半身」だけでなく「上半身」にも注目してみてはどうでしょう??
ちなみにオレは「上半身」と「下半身」が連動する感覚を掴むために、周りに人がいないことを確認してから、歩きながら素振りしています・・・恥

次回は・・・質問が来ればそれを、来なければみなさんのブログを回ってネタを探させていただきます・・・。汗

p.s.

オレへの個人的な質問についてですが、恥ずかしいので記事の最後にちょこっとだけ答えますね・・・。汗

オレはドイツにサッカーをしに来ましたが、「サッカー留学」と言うには実力も知名度も皆無なので、肩書き的には「大学を目指している日本人」となってます。汗
行動のメインはサッカーですけどね・・・。汗