予定を変更して | Spieler Tagebuch

予定を変更して

前回、「フットサルで使えるテクニック」を書くと言いましたが、その前に以前書いた「キックのフォーム」や「無駄な力を抜く」話が中途半端で、なかなかコツをつかめない人もいるかもしれないので、「無駄な力が抜けたキック」を練習する前に「無駄な力を抜く方法」を紹介します。いちばんわかりやすいのは「トラップ!!

ハンブルグにいた時、たまたま監督にハンブルガーSVの練習試合に連れて行ってもらいました。スタジアムが小さかった(相手チームのホームスタジアム:オーバー・リーガ)ので5メートルくらい先で選手たちがアップがてら、ロングキックをしてたんですが、ボールが体にくっついてましたね!!木工用ボンドでもあそこまできれいにはくっつきませんね!!

ではまず想像してみてください。

・ボールを持って軽く上に投げてください。
・そのボールをなるべくバウンドしないようにインステップ?でトラップしてください。どうやりますか???

方法としては

ボールのスピードに合わせて足を下ろし、足に挟む感じでボールの勢いを殺す

が妥当ですかね・・・?

ではもう少し高く上げてみてください。同じことができますか?
たぶん高くなればなるほど成功する確率は下がると思います。

こんなことを試してみてください。

ヒザを曲げて足を軽く上げてください。
ボールに触れる部分は足の指の付け根あたり。
ボールに触れた瞬間、足首は固定したままで足のほかの部分の力を一気に抜いてください
右足でトラップするなら足首の角度を維持したままで右足のほかの部分の力を全て抜きます。

ボールの重さで足が地面に着いたように感じればOKです!!
くれぐれもボールの重さに逆らってはいけません。
このボール重っ!!」と思えたら成功です。

これができるようになると、どんな高さのボールでも落下点さえわかれば、きれいにトラップできます。

次にインサイドのトラップ。

オレとしてはロングキックをトラップするのが1番やりやすいんですが・・・。

これはさっきのインステップのトラップと同じ要領で足首以外の力を一気に抜きます。
足の動きのイメージは振り子を思い出してください。
あとはトラップする時の体勢で、友達に「トラップする時、ボールがあたる場所」をちょっと強めに叩いてもらってみてください。
振り子の動きをちゃんとしたら成功です。

インサイドのトラップは自分で「あ!今、力が入った!」とか「あ!今、力が抜けてた!」とかがより実感できると思います。

こういったことを繰り返すうちに「力の抜き方」がわかるようになってくると思います。

ちなみにハンブルガーの選手たちがトラップする時の足はフニャフニャでした


慣れてきたら「無駄な力が抜けたキック」に挑戦してみてください。
その頃にはたぶん種類別のキックについて書いていると思います(願います)。

次回のテーマは未定です・・・汗