う~ん・・・ | Spieler Tagebuch

う~ん・・・

予想通り今日も書くことがありません。
マジでネタが尽きそうです。
今回はオレの赤っ恥話を告白しようと思います。

あれはケルンに来て、しばらく経ったある日のことでした。
その時はまだ住むところが見つからず、ユースホステル暮らしだったんですが、服を洗濯しなくてはいけなくなり、コインランドリーに行きました。
と言ってもケルンには来たばかりなのでコインランドリーの場所がわからず、適当に散歩がてら探していました。

30分ぐらい散歩しましたが、いっこうに見つからず、さすがにこれでは日が暮れる!と思い、近くに見えたホテルの玄関に立っている人(ボーイさん??)に聞きました。
「う~ん・・・オレもちょっとそれはわからないなぁ・・・ちょっと待ってなさい。」
なんとホテルのフロントでコインランドリーの場所を聞いてきてくれました!
なんてやさしいんだ!!

「○○って通りに1つあるらしいよ?」
その通りは電車で1駅のところにあり、歩くと20~30分くらいかかるところでした。
他には知らないって言うし、駅もここからちょっと離れていたのでオレには選択の余地もなく、しかたなくそこまで歩いていくことにしました。

これがまた思った以上に遠い・・・。
途中で何度も迷いそうになりながらも、なんとかその通りに到着。

・・・デカいな・・・この通り・・・。

あまりのデカさに探す気力を失いかけながらも、なんとか自分を奮い立たせ(次の日着る服がなかったからですけどね・・・。)捜索開始!!

ん?この路地は「Hamburger str.(ハンブルガー通り)」って言うのか・・・オレが住んでた都市(ハンブルグ)の名前だ!!覚えておこう!!
ん?こっちは「Bremer str.(ブレーマー通り)」か!ハンブルグにも同じ名前の通りがあったな!!覚えておこう。
みたいな感じでコインランドリーを探していましたが、いっこうに見つかりません。
10分くらい歩くと、店の数も減り、明らかにコインランドリーなんてなさそうな雰囲気になってきました。
・・・ない・・・

どうやらこっち側にはないらしい・・・。
通りの反対側を探そう!!
とゆうわけで今度は道路を渡って反対側を来た道を戻る形で探しました。
10分後・・・
・・・ない・・・

どぉなってるんだぁ~~~!!

もう半泣き状態で探していると、目の前に「Kiosk」の文字が!!
店の人に聞こう!!!

オレ「すいませ~ん。」
店員のおっちゃん
「どうした??」
オレ「この辺にコインランドリーがあるって聞いたんですけど・・・?」
おっちゃん
コインランドリーって・・・何だ??

・・・へ?

オレの発音(ドイツ語)が悪かったのかな??
オレ「コインランドリー・・・です・・・。」
おっちゃん
それは・・・何するところだ?レストランか何かか・・・?

・・・だめだぁ~~~~~~~!!

おっちゃん(たぶんトルコ人)はコインランドリーってゆう単語を知らないらしい・・・。
ヒザから崩れ落ちそうになるのを必死で耐え、コインランドリーの説明を始める。
オレ「えっと・・・お金を払って・・・服を洗濯するところ・・・。」
おっちゃん
「あぁ!!なんだぁ!!あれかぁ!!」
おぉ!!・・・諦めなくてよかった・・・。

おっちゃん
あそこに見える信号を渡ってすぐ目の前の通りにあるよ。
オレ「ありがとう!!」

場所がわかって歩くペースも上がったオレ!!
信号を渡って・・・目の前の路地・・・

あったぁ!!!

路地とデカい通りの角にコインランドリーを発見!!!
よくがんばった、オレ!!今日のMVPはオレしかいない!!!

ものすごい達成感がオレを満たしていく!!!
でも、ここで浮かれちゃあダメだ!!
これからも使うかもしれない!!路地の名前を覚えておこう!!!
すごいぞオレ!!冷静だぞ、オレ!!
ものすごい自画自賛の嵐の中、通りの名前が書いてある標識を見上げる・・・

・・・

・・・・・

・・・・・・・

・・・・・・・・・

・・・「Hamburger str.」

オレは通りの真ん中でヒザから崩れ落ちた・・・。

次の日・・・コインランドリーのある通りを教えてくれたホテルから100メートルくらい通り沿いにあるいたところでコインランドリーを見つけた・・・。しかもオレは教えてもらった通りに行く途中でここを通過していた・・・。

こんなオチはいらない・・・
・・・心の底からそう思った。


p.s.
・・・実話です。涙