前回の続きですが、

 

「この三次元世界は、人生レッスン」という意味の言葉を

聞いたことがあるでしょう。

 

これは、昔から言われている考え方ですが、それを説明するのに、

ジャガイモの皮むきを例えとしてお話しますね。

 

桶の中に、ジャガイモをたくさん入れてかき混ぜると、

ジャガイモの皮がむけるという話を知っていますか。

 

ジャガイモは、お互いにこすりあうわけです。

 

皮をむかれたほうが被害者、つまり迷惑をかけられるほうです。

 

お互いの皮をむくためには、すべての人が、被害者(迷惑をかけられる人)

と加害者(迷惑をかける人)の両方をやっていくのです。

 

これは、三次元世界の比喩です。

 

同じように、私たちの内側の部分を輝きだすために、皮をむいてくれる

たくさんのジャガイモ(他人)が必要なのですね。

 

磨きあうわけですから、自分がむかれる(磨かれる)ばかりではなく、

むく役(磨き役)もやらないと、ずるいと思いませんかびっくり

 

お互いがお互いを支えあっていると考えるなら、加害者(迷惑をかける人)

も必要だということです。

 

両方の考え方が本当にバランスしたときに、ニュートラル(中立)になる。

 

価値観が消えるのです。

 

そうすると、悪い人になるのではないかと恐れる人がいますが、

 

何も悪人になりなさいと言っているのではなくて笑い泣き

 

ひとつの考え方として、害を加えることも悪いことではないということを

受け入れたら、意識が真ん中に入るということを説明しています。

 

では、意識が真ん中に入ると、何が変わるかというと、

 

迷惑をかける行為をしている人を「許せる」ようになります。

 

これが大きな違いです。

 

そして、迷惑をかけてしまった自分も「許せる」ようになります。

 

心が自由になり、楽になるでしょう。

 

そうすると、自分のしたいことをし始めます。

 

「迷惑をかけたらどうしよう」という想念が湧いてこないから、

自分の好きなことができるのです。

 

そのとき、あなたは輝きだします。若返ります。

 

好きなことができるようになったら、うれしいと思いませんか。

 

そうやってはじめて、自分の魂が自由になるのです照れ

 

(次回につづく)